水戸市の孤独死の特殊清掃・部分リフォーム事例|費用66万円で全解体を回避

水戸市にて、発見まで約1ヶ月が経過した独り暮らし男性の特殊清掃・部分リフォームを行いました。

発見までの期間が長い現場では、床下にまで汚れやニオイが浸透しているケースが少なくありません。技術力のない業者だと「部屋全体の全解体(フルリノベーション)」を提案され、数百万円の莫大な費用を請求されるトラブルが多発しています。

弊社は創業25年の経験と科学的消臭技術により「本当に汚れた建材のみの最小限の解体」で100%原状回復を完了させました。費用を抑えつつ完璧にニオイを消し去ったリアルな施工工程と、実際にかかった費用、ご遺族様の声を詳しくご紹介します。

茨城県水戸市の特殊清掃現場でオゾン脱臭機と特殊な噴霧器を使用し孤独死の部屋を消臭除菌する作業の様子
発生場所茨城県水戸市
故人男性・ひとり暮らし(既往歴:糖尿病)
発見までの期間約1ヶ月
作業期間約1ヶ月半(特殊清掃〜部分リフォーム)
茨城県水戸市での孤独死における特殊清掃の見積もり・現地調査時の室内の様子

発見時の状況

依頼者は故人の遠方に住む息子様でした。電話がつながらない日が続いたため心配し、何度か連絡を試みていたものの応答がなく、最終的に警察に相談のうえ安否確認を依頼。立ち会いのもと自宅の扉を開けたところ、室内で倒れている故人が発見されました。

故人には糖尿病の持病があり、合併症による体調急変が死因の一因と考えられていました。発見までに約1ヶ月が経過しており、季節要因も重なって遺体の腐敗は著しく進行。体液は床に大量に広がり、フローリング材の表面だけでなく、つなぎ目や目地を通って床下の合板にまで深く浸透していました。

水戸市は、偕楽園の梅が春の訪れを知らせ、千波湖のほとりを人々がゆったりと歩く、歴史と自然が静かに息づく街です。水戸黄門の物語が今も人々の心に生き、義と情を大切にする気風が、この街の根底に流れているように感じます。

そんな水戸の街でも、高齢化が進む中で、ひとりで最期を迎えられる方が年々増えています。特殊清掃のご依頼をいただく現場の多くは、長年この街で生きてこられた方が、誰にも気づかれないまま旅立たれたお部屋です。

那珂川の流れのように、静かに時を重ねてきた暮らしの痕跡が、部屋の隅々に残っています。古い家具、日焼けした写真、几帳面に並べられた日用品、それらひとつひとつが、その方の人生を語っているようで、私たちは手を動かしながら自然と心が引き締まります。

偕楽園の梅が美しく咲く季節も、夏の蒸し暑さの中でも、水戸の現場に向き合うたびに思うのは同じことです。故人がここで積み重ねてきた時間を、できる限り丁寧に、敬意を持って扱いたいということ。それが、水戸の地で原状回復に携わる私たちの変わらない誓いです。

体液がつなぎ目や目地を通って床下の合板にまで深く浸透している様子

現場の問題点

今回の現場で特に対応が難しかった点は以下の3つです。

① 1ヶ月経過による腐敗の進行と体液の浸透範囲 発見までの期間が長かったことで、体液の量と浸透範囲が通常のケースよりも大きく広がっていました。フローリング材を貫通し、床下の合板や、場合によっては断熱材にまで汚れが及ぶ深刻な状態でした。

② 床材を剥がさなければ判断できない内部の汚れ 表面の見た目だけでは内部の汚れ状況を正確に把握できないため、該当箇所のフローリング材をすべて剥がし、床下の合板・断熱材の状態を直接確認する必要がありました。剥がした結果、想定より広い範囲で合板の変色・腐食が見つかりました。

③ 清掃だけでは完結しない、リフォームを伴う原状回復 汚れが床下構造材にまで達していたため、清掃のみでは対応が完結せず、汚れ範囲のフローリング・合板の張り替えを含む部分リフォームが必須となりました。清掃工程とリフォーム工程を一連の流れとして管理する必要がありました。

作業内容と工程

第1〜2週|汚れ物撤去・床材剥がし・範囲確認 防護服を着用したスタッフが、体液や腐敗物に汚れた寝具・カーペット等を適切に梱包し搬出。その後、汚れが確認されたフローリング材を慎重に剥がし、床下の状態を直接確認しました。

体液は予想以上に広範囲へ浸透しており、合板の変色・劣化が複数箇所で確認されました。汚れ範囲を正確に見極めるため、床下の断熱材の状態も含めて入念に調査し、張り替えが必要な範囲を確定しました。

汚れた遺品を梱包して撤去している様子
部分的にCF材を慎重に剥がしている様子

第3〜4週|部分リフォーム(床材・合板の張り替え) 汚れが確認された範囲のフローリング材・床下合板・断熱材を撤去し、新しい建材への張り替え工事を実施しました。構造材から作り直すことで、見た目だけでなく内部からも汚れの原因を完全に取り除きました。リフォーム工事と並行して、隣接する居室や廊下など、リフォーム対象外の範囲についても消臭処理の準備を進めました。

注意!「片付け+全解体リノベーション」に潜む罠

特殊清掃業界には、ただ残置物を片付けたあと、ニオイを消す技術がないために「部屋をまるごとスケルトン(全解体)にしてリノベーションしましょう」と提案する片付け業者が存在します。一見、部屋が新しくなって良さそうに見えますが、ここには大家様やご遺族様が気づかない2つの大きな罠があります。

① 費用が3倍以上になり、大家様が大損する
本当に汚れているのは、体液が落ちた数平方メートルのピンポイントな床下だけです。そこだけを狙い撃ちして直せば数十万円(今回の事例では総額66万円)で済むものを、部屋全体を解体して作り直せば150万〜300万円の莫大な費用がかかります。これは職人の「解体・大工技術」と「消臭技術」がないために、大家様にコストを押し付けているだけです。

② 全解体しても「ニオイが消えない」トラブルが多発している
「全部解体して新しくすればニオイは消える」というのは大間違いです。強烈な死臭(腐敗臭)は、目に見えない気体となってコンクリート(躯体)の隙間や、解体していない隣の部屋の隙間にまで回り込んで吸着しています。科学的な消臭・脱臭処理をせずに上から新しい建材を張っても、夏場になると床下や壁の奥からニオイが再び染み出してくる「臭い戻り」が高確率で発生します。

消臭工程にはいるために体液を乾燥させている様子

建材を新しくしただけでは、壁紙や空間に染み付いた強烈な死臭(腐敗臭)は絶対に消えません。リフォーム会社や、ただ片付けて内装を変えるだけの業者(リノベーション手法の業者)が一番苦戦するのがこの「空間のニオイ残り」です。ここからが、弊社の25年の歴史と科学的消臭技術の本領発揮となります。

消臭するために消臭剤を基材へ塗布している様子

体液がフチから下へ流れてしまった場合は基材となる部分の消臭をしなければあたらしい捨て貼りを張ったところで必ず臭い戻りがあります。これは自社が開発した消臭剤を何回も塗布しては木材にしみ込んだ体液を染み出ししています。

基材にしみ込んだ体液が化学反応をして泡になって出ている様子

ここまで染み出し工程をおこなったあとで次は部分的に解体をして捨て貼りを張る工程になります。

部分解体をして床材に体液がしみ込んでいないことを確認している様子

体液がしみ込んでいないことを確認して次は捨て貼りを施工する段階に入ります。ここで床材の下まで体液が浸透している場合はさらにその下まで消臭工程を繰り返さなければなりません。

体液の洗浄と染み出しが終わった後の捨て貼り施工後の様子

第5〜6週|完全脱臭処理・最終確認 リフォーム工事の完了後、室内全体に対して仕上げの脱臭工程に入りました。弊社独自開発の消臭剤による科学的消臭で臭気成分を化学的に分解・中和したのち、オゾン発生器による脱臭を実施。さらに、押入れや床下といった光が届きにくい箇所には無光触媒コーティングを施工し、継続的な抗菌・消臭効果を持たせました。

最終工程として、リフォームを行った床面を含む室内全体を臭気測定器で確認。基準値以下であることを確認したうえで、完全脱臭・部分リフォームの両方が完了した状態で依頼者へお引き渡ししました。

臭気測定器3台で臭気を確認して問題ないことを確認している様子

作業を終えて

発見までに1ヶ月という長い期間が経過したことで、体液の浸透は床材の奥深くにまで及び、清掃だけでは対応しきれない深刻な状態でした。床材を剥がしての部分リフォームという大掛かりな対応が必要となりましたが、解体・張り替え・脱臭という一連の工程を丁寧に積み重ねることで、構造材のレベルから安心できる住環境へと再生することができました。

「ニオイが消えないから、すべて解体してリノベーションするしかない」と言われた大家様、諦めずに一度弊社にご相談ください。解体費用を最小限に抑え、科学の力で完全にニオイをシャットアウトする「プロの特殊清掃」のコストパフォーマンスの違いをお約束します。

今回のご遺族様の声

「床を全部張り替えなければいけないと覚悟していたのですが…」

突然のことで何から手をつければいいか分からず、不安な気持ちでお電話しました。床を全部張り替えなければいけないのではと覚悟していたのですが、「汚れが広がっている壁際の部分だけで済みそうです」と説明をいただき、費用や工期の面でも安心できました。

仕上がりを見たとき、どこを直したのか分からないくらい自然に仕上がっていて、本当にお願いしてよかったです。

(茨城県水戸市・ご依頼者/息子様)

今回の作業費用

総額 660,000円 (税込)

【内訳:汚れ物撤去、解体・床材剥がし、部分リフォーム(床下合板・断熱材・フローリング張り替え)、科学的完全脱臭一式、無光触媒コーティング】

※費用は汚れ範囲・リフォームの規模・建材の種類等により変動します。正確な金額は現地調査の上でのお見積りとなります。弊社では後からの不当な追加請求は一切ございません。

水戸市の特殊清掃よくある質問

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発見が早ければ、費用や工事の規模も小さくなりますか?

a

はい。発見までの期間が短いほど体液の浸透範囲も限定的で、清掃のみで完結するケースが多くなります。今回の水戸市の事例のように発見まで1ヶ月ほど経過すると、床下の構造材にまで汚れが及び、部分リフォームが必要になる可能性が高くなります。異変に気づいた際はできるだけ早くご相談いただくことをおすすめします。

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見積もりや現地調査に費用はかかりますか?

a

現地調査・お見積りは無料で承っております。実際に床材の状態などを確認したうえで、汚染範囲を正確に把握してから金額をご提示しますので、まずはお気軽にご相談ください。

q

依頼から作業完了まで、どのくらいの期間がかかりますか?

a

汚れの範囲や内容により異なりますが、清掃のみで完結する場合は数日〜1週間程度、今回のように部分リフォームを伴う場合は1ヶ月〜1ヶ月半程度が目安です。現地調査の際に、工程ごとのおおよそのスケジュールをご説明いたします。

q

遺品の中から思い出の品や貴重品だけを残すことはできますか?

a

可能です。写真、位牌、通帳や印鑑などの貴重品、思い出の品については事前にご要望をお伺いし、状態を確認しながら丁寧に取り分けます。消毒や消臭処理が必要な場合は、可能な範囲で対応いたしますのでご相談ください。

q

他社ですでに見積もりを取っていますが、セカンドオピニオンとして相談することはできますか?

a

もちろん可能です。「全解体が必要」「高額な費用を提示された」といったご相談は多くいただいております。既存の見積書があれば内容を拝見したうえで、本当に必要な作業範囲かどうかを客観的な視点でご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

q

他社では「全解体(フルリノベーション)が必要」と言われましたが、本当に部分補修だけで大丈夫でしょうか?

a

体液が浸透している範囲を正確に見極めることができれば、多くの場合、汚染箇所のみのピンポイント対応で原状回復が可能です。全解体を提案する業者の多くは、解体技術や科学的消臭技術を持ち合わせていないために、安全策として範囲を過大に広げているケースが少なくありません。弊社では現地調査で床材を実際に剥がして内部の状態を確認したうえで、必要最小限の範囲をご提案しています。

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費用は本当に見積もり通りで、あとから追加請求されることはありませんか?

a

現地調査の段階で床下・壁内部まで含めた汚染範囲を精査したうえでお見積りを算出しているため、後からの不当な追加請求は一切ございません。万一、施工途中で想定外の汚染が見つかった場合も、必ず事前にご説明・ご相談のうえで進めさせていただきます。

q

遠方に住んでいて現地に行くことができませんが、依頼は可能ですか?

a

可能です。今回の水戸市の事例も、遠方にお住まいのご遺族様からのご依頼でした。現地調査から作業完了まで、写真や動画、お電話でのご報告を随時行いながら進めますので、現地に立ち会えない場合でも安心してお任せいただけます。

q

賃貸物件の場合、大家さんや近隣住民に知られずに作業してもらえますか?

a

無地の車両を使用するなど、可能な限り周囲に配慮した形での作業を心掛けております。事前にご要望をお伝えいただければ、作業時間帯や搬出方法についてもご相談に応じますので、お気軽にお申し付けください。

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保険(孤独死保険・火災保険など)は使えますか?

a

ご加入の保険内容によって適用の可否が異なります。見積書や作業報告書、施工写真など保険申請に必要な書類の発行にも対応しておりますので、保険会社様やご担当者様とあわせてご相談ください。

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作業期間中、部屋の中には誰も入れないのでしょうか?

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安全および衛生上の観点から、清掃・消臭作業中は原則としてスタッフ以外の立ち入りをご遠慮いただいております。ただし、貴重品の確認や遺品の選別など、必要な場面では事前にご相談のうえ、安全な形でご案内することも可能です。

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