
東京の特殊清掃サービス
私たち「Clean-Service(クリーンサービス)」は、25年の実績を持つ特殊清掃の専門業者です。
孤独死や事故死、自宅でのご逝去など現場ごとに異なる状況に対し、においの除去・感染症対策・遺品の整理・原状回復までを一貫して対応します。ご遺族や関係者の精神的ご負担を少しでも軽減できるよう心がけています。
「また人が住める空間へ戻すこと」を使命に、「ご遺族や管理者・大家様のお立場に寄り添った清掃」をお約束いたします。
身近な方の孤独死に直面された方へ
どうか無理をなさらないでください。
現場に立ち会ったときの光景に大変なショックを受けたり、その後の手続きや近隣への配慮などのご心労は相当なものとお察しします。ひとりで抱え込まずに、行政や業者を頼られ、まずは心身を休めてください。
孤独死は年々増え、長年疎遠だったご家族や身近な方の死を突然知らされることは、今は珍しいことではありません。
ご自身の身近で起きた時にパニックにならないように、また誰かが困っていた時にそっとご助言できるよう、ここでは特殊清掃の必要性や相談方法、費用感などを詳細にご説明します。
当社の強み〜東京での特殊清掃
- 確かな実績:東京都内を中心に多数の特殊清掃を対応。再依頼率の少ない丁寧な作業。必要に応じて床材を一部撤去し、下地まで処理。
- 明確な見積もりと説明:現地確認後に詳細なお見積もりを提出し、追加費用のない明朗会計。
- 完全脱臭を前提とした作業:においの根本原因に対応し、臭気測定の数値で脱臭を客観的に判断。
- ご遺族への配慮:作業前後の報告や写真記録、保険対応書類のサポートも承ります。ご遺族・大家様の双方に責任を持って清掃し、原状回復します




メディアで紹介いただきました



特殊清掃の流れ

ご遺族・大家様の声
これまでにいただいたご遺族・大家様からの声を一部ご紹介します
「見たときはどうなるかと思ったが、こんなに元通りになるとは思わなかった」
ご遺族様より
「これでようやく安心して気持ちを整理できそうです」
ご遺族様より
「当初はどうしたらいいか分からず困っていた。専門スタッフの方が警察、行政と連絡しながら、私たちの気持ちにずっと配慮してくれたことに感謝しています」
ご遺族の方より
「臭気測定をしっかりしてもらい、早期に原状復帰していただけたので、助かりました」
大家様より

お便りをいただきました

その中から一部をご紹介させていただきます。

親の遺品整理では、大変お世話になりました。
御社の、故人に対する真摯なお考えやご対応には、遺族として深く心を救われた思いです。
本来であればすぐにお礼を申し上げたかったのですが、このようなご時世ということもあり、ご連絡までに時間を要してしまいましたこと、お許しください。
暑い日が続いておりますが、どうか皆様もお身体にお気をつけてお過ごしください。
陰ながらではありますが、今後のご活躍を心より応援しております。

遺品整理の作業では、大変お世話になりました。
その後も何かとご相談に乗っていただき、言葉では言い尽くせないほど感謝しております。
形見も丁寧に殺菌のうえ、実家までお送りいただき大変助かりました。
お忙しい中、いつまでもその後のご相談に応じていただいており、恐縮しておりますが、今後も引き続きお力添えいただけましたら幸いです。

このたびの遺品整理に際しては、本当にお世話になりました。
御社に間に入っていただけなければ、物件の明け渡しを無事に終えることはできなかったのではないかと思っております。
また、さまざまなご調整でご負担をおかけしてしまい、申し訳なく思っております。
長期間にわたりレコーダーを無償でお貸しいただきましたことも、心より感謝申し上げます。その後、大家様からも特に問題のご連絡はなく、安堵しております。
連日、厳しい暑さが続いておりますので、皆様どうかお身体にご自愛くださいませ。

その節は大変お世話になりました。
その後、トラブルもなく、引き渡しができました。感謝と共に深く御礼申しあげます
特殊清掃の作業内容
私たちは25年の特殊清掃の実績を持ちます。その作業内容について、こだわっているポイントも含めてご説明します。
1. 安全に入室できる環境にする
警察によるご遺体搬送後でも、現場検証や関係機関の手続きが完了するまで入室許可が下りるまでに日数を要する場合があります。
入室許可が出たあと、ご遺族が必要な書類や貴重品を探すためにお部屋へ入ることになります。安全に入れるよう、ご遺族の入室前に弊社が「部屋全体の消毒」と「一時的なにおいの抑制処理」を行います。

■ 入室前の対応内容
- 空間全体の消毒処理
空気中の細菌・ウイルス、および害虫対策のために消毒剤を噴霧します。 - 弊社独自の消臭剤を散布
腐敗臭を一時的に抑える効果があり、短時間の入室が可能な状態に整えます。

■ 腐敗が進行している場合のご遺族への配慮
ご遺体の腐敗が進行している場合、警察から「遺体の跡を見ないように」との指示を受けることがあります。
その際は、無理に現場を直接見ることは避け、弊社スタッフが入室して撮影した現場写真をもとに、必要な判断をしていただく方法をおすすめしています。
腐敗の跡やにおいは、事前に聞いていた内容と実際の光景・においでは受ける印象が大きく異なり、精神的に強いショックを受ける可能性があります。
ご不安を感じる場合は、「現場を見ない」という選択も、大切なご判断の一つです。
■ 警察から現場への立ち入り許可が出た段階で、特殊清掃や遺品整理などの作業を始めることができます
特殊清掃作業を始める前に、まず現場の消毒を実施し、安全を確保したうえで入室することが望ましいです。

入室前には、感染症や有害物質への対策として、現場の消毒を確実に行います
入室に関しては、長期間発見されなかった場合、ハエやウジ、ゴキブリなどが発生し、部屋中に菌をまき散らしてしまうおそれがあります。そのため、特殊清掃の初期作業として、まず消毒剤を散布し、安全を確保したうえで入室するようにしています。

保険申請を行う場合は、作業前の現場の状態を写真で記録しておくことが重要です
特殊清掃が必要な場合でも、保険に加入していれば保険対応が可能なケースがあります。保険適用の申請には、室内の状況がわかる画像を保険会社に提出する必要があるため、作業前に現場の写真撮影を行っています。
2. 臭気測定を行い、工期を概算する
特殊清掃では、ご遺体の腐敗や体液の流出によるにおい・汚れの除去が必要となります。軽度なケース(死後数時間以内で体液の漏れがない場合)を除き、1日でにおいを完全に除去できることはほとんどありません。

■ においの強さと作業期間(工期)の関係
弊社では、作業開始前に臭気測定器を使用してにおいの数値を可視化し、それに基づいて作業計画と工期を見積もります。
■ オゾンの使用と注意点
オゾンは強力な酸化力を持ち、空間脱臭に効果を発揮しますが、過剰に使用するとせき込みや体調不良などの健康被害を引き起こすおそれがあります。また、においの根本原因(体液・建材の汚れなど)に処置が及んでいなければ再発します。
■ 数値で判断する脱臭
そのため、においの除去には作業開始前と完了後の2回臭気を測定し、客観的な数値で「完全ににおいが除去された」ことを確認するべきと当社は考え、この作業を行います。
臭気レベルが数百ppm程度であれば、数日〜数週間の作業で除去可能ですが、数千ppmを超える重度な事例では、1カ月以上の作業が必要になることもあります。
■ もしものときの証明にもなる
万が一ご遺族と物件所有者(大家様)との間でトラブルや訴訟が発生した際にも、臭気データは清掃・脱臭作業の適正性を証明する重要な記録となります。
臭気を機械で計測してくれる信頼できる業者に依頼することが、安心と再発防止につながります。弊社にご依頼いただく場合はご安心ください。
3. 遺品整理。特殊清掃の前に遺品の仕分け・処分を行う
特殊清掃の現場では、ご遺族が安全にお部屋に入室できるよう、まず感染症対策として消毒を行い、続いて一時的な防臭処置を施します。
これらの初期処置が完了し、短時間でも入室が可能な環境になった段階で、遺品整理を開始いたします。

■ 孤独死があったお部屋に入る際の注意と準備(東京の特殊清掃の現場より)
孤独死が発生したお部屋に入室する際には、遺体の腐敗が進んでいた場合、大腸菌などの細菌が発生している可能性があります。これらを不用意に吸い込んでしまうと、腹痛や体調不良を引き起こすおそれがあるため、十分な装備と準備を整えたうえで入室することが強く推奨されます。
以下は、東京の特殊清掃現場でも推奨されている、入室時の装備例です。
■ 【東京で特殊清掃を行う弊社の場合】入室時の推奨装備一覧
- ビニールキャップ:頭髪へのにおいの付着を防止します。
- 不織布マスク + 鼻栓:においの遮断と吸引リスクの軽減に有効です。
- 耳栓:ハエの飛翔音や精神的なストレス軽減に役立ちます(必要に応じて)。
- ビニール手袋(使い捨て):細菌や体液への直接接触を防止します。
- フード付きレインコート:防護服がない場合の簡易的な代用品として。
- 使い捨て可能な衣類:衣類へのにおい・菌の付着を防ぎ、そのまま廃棄できます。
- 長靴または防水性の高い靴:床面の汚れから足元を守ります。
- 害虫駆除スプレー(ハエ・ゴキブリ等):室内で飛散・繁殖している害虫への対策として。
これらの装備を準備したうえで、できるだけ短時間の入室にとどめ、必要最低限の確認(貴重品や書類の捜索など)だけを行うことが望ましいです。可能であれば、事前に特殊清掃業者による消毒・におい除去処理を行ってからの入室が最も安全です。
■ ご遺族とともに進める遺品整理
クリーンサービスでは、ご遺族が現場に立ち会える場合には、一緒に遺品整理を行い、「必要なもの」と「不要なもの」の仕分けをサポートいたします。
登記簿や権利書、賃貸契約書、現金、通帳などの重要書類や貴重品については、弊社スタッフが責任を持って探索・回収することも可能です。
一方で、「少しでも自分たちの手で整理してあげたい」というご遺族のお気持ちも大切にし、一緒に遺品整理を進めることにも対応しております。
■ 消臭作業は遺品整理が完了してから行います
孤独死などが発生したお部屋では、本格的に特殊清掃に入る前に、遺品の整理と仕分けを行うことが重要です。本格的な脱臭作業(薬剤処理・オゾン脱臭など)は、室内に物が残っていない状態で行います。
遺品整理が完了し、室内が空の状態になった後に、段階的な消臭工程に移行します。これは、清掃作業によってにおいや薬剤が遺品に付着してしまうことを防ぎ、貴重品や形見となる品物を事前に確保するためでもあります。
また、体液や腐敗臭が付着した遺品と、無事なものを正確に仕分ける目的もあります。
物品が残ったままでは清掃・脱臭作業に支障が出ることもあり、清掃作業の効率を高める意味もあります。
■ 遺品整理の流れ
- ご遺族との立ち合い、またはヒアリングによる仕分け基準の確認
- 貴重品・書類・写真などの探索と分別
- 汚れの程度に応じて、処分・保管・洗浄の分類
- 必要に応じて、遺品の供養やご遺族への配送手配
■ 遺品整理の注意点
- 遺品整理は、清掃や脱臭と同じく専門的な判断と衛生管理が必要な作業となります。
- ご遺族が直接作業をされる場合は、防護服・マスクなどの装備が必須です。
- 状況によっては、特殊清掃と遺品整理を同じ業者に一括で依頼することでスムーズに進行できます。
4. 専門的な清掃(特殊清掃)を実施
ご遺体があった場所に対して、専門的な清掃(特殊清掃)を実施いたします。
死後ある程度の期間が経過している場合、室内にハエやウジが発生していることも少なくなく、衛生上問題となります。入り込む隙間なども含め、徹底的に駆除を行います。

■ 染み抜き・洗浄
ご遺体があった箇所には体液が残っており、腐敗臭や細菌の発生源となるだけでなく、床材や下地にまで浸透していることもあります。
そのため、体液はできるだけ早期に染み抜きと洗浄を繰り返しながら徹底的に除去する必要があります。
弊社では、独自に開発した植物由来の特殊清掃用薬剤を使用し、人体や環境に配慮しつつ、体液が完全になくなるまで丁寧に洗浄を行っています。
■ 他社施工後の再対応にも伺っています
他業者が清掃を行った現場でも、「においが取れない」「再発した」といった理由で、弊社が再施工として現場対応に入るケースもあります。
その多くで共通しているのが、体液の洗浄が不十分だったことによるにおいの再発です。
遺体跡の徹底的な洗浄は、消臭処理を効果的に進めるために欠かせない基礎工程であり、ここを怠るとにおい戻りが発生しやすくなります。
専門スタッフについて
山本 純一

山本 純一 認定遺品整理人第 00085 号
私は交通事故で両親を亡くしました。何も実感がなくただ月日が過ぎていって落ち着いた頃に「本当にいないんだ」ということに気がつきました。それから悲しい気持ちが何年か過ぎて、自分の他にも悲しい人はいるから何か力になりたいというのがこの会社に入ったきっかけです。仲間が話を聞いてくれたのでこの仲間とずっとやっていきたいです。
橋本 俊哉

橋本 俊哉 認定遺品整理人第 00082 号
私は、ずっとこの会社で働いていて14年が経ちました。
最初はわからない事ばかりで
懐かしい自分を思い出しながら若手の育成や
サービスの向上に励んでいます。
小島 美羽

小島 美羽 認定遺品整理人第 00087 号
遺品整理の仕事を始める前に自分が本当にやりたいことなのか
自問自答を2年間しました。
ご遺族の助けになりたいと思って飛び込んだ仕事ですが
今では、たくさんの方に励ましの言葉をいただき
やってよかったと思っています。
萩原 良治

萩原 良治 認定遺品整理人第 00081 号
話さなくても雰囲気などで感じるものはございますが、
私は一生懸命全力で遺品整理をお手伝いします。
疲れすぎて会社で寝てしまうこともありますが、
それほど全力で与えられたご要望にお応えする自信があります。
木田 晋

木田 晋 認定遺品整理人第 00083 号
若いスタッフを教育していく係ですがまだまだ
現場で活躍しています。昔の知恵などを若いスタッフに
伝授してご遺族へのサービス向上に精進していきます。
浜田 保典

浜田 保典 認定遺品整理人第 00084 号
家族を亡くされて気分が落ち込んでいるときに
母親を病気で早く亡くした僕が話を
聞いて差し上げられるように
しっかりと整理をしますので安心してください。
中村 良和

中村 良和 認定遺品整理人第 00086 号
中村 良和です。私はこの仕事に就く前に警察官をしていました。何か伝えていく仕事がないかなぁと思ったときに声を掛けられ挑戦してみることにしました辛い時もありますがこれだけやりがいのある仕事はなかなかありません、思いを次世代へ伝えていくのはこういう仕事があるからかもしれません。
山田 美樹

受付兼現場:山田美樹
「映画が好きでよく観に行きますが、特に洋画が好きで最新作は常にチェックしています。お好きな方がいたら、ぜひいろいろとお話ししましょう」
大変なお仕事をやってるね、と言われるのですが
お客様の方がもっといろいろな手続きとかで
大変なんだと思います。
男性陣にはかないませんが女性陣でできることは
いっぱいあるので頑張っていきますのでよろしくお願いします
料金について
特殊清掃費用の目安
間取り | 目安料金 | 主な作業内容 |
1R〜1K | 70,000円〜150,000円 | 消臭、除菌、体液除去、簡易清掃など |
1LDK〜2DK | 150,000円〜250,000円 | 床の交換、害虫駆除、強力な消臭作業など |
特殊作業追加 | +30,000円〜 | オゾン脱臭、遺品整理、修繕など |
※上記は東京都内での金額です。また、状態によっては費用が変動することもあります。
※対応エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、静岡県です。都内以外は出張料金がかかります。出張見積料金は基本無料ですが、遠方の場合は見積にも出張料金がかかる場合があります(詳しくはこちら)。
特殊清掃の事例
東京での孤独死に伴う特殊清掃には、さまざまなケースがあります。状況によっては、完全ににおいを取り除くまでに長い日数を要することもあります。弊社はそんなケースでの実績も豊富ですので、トップクオリティの消臭・脱臭作業をご提供いたします。
床の上で亡くなった事案における特殊清掃の対応


費用450000円 時間 4週間 特殊清掃内容 遺品の処理と部屋の脱臭
作業内容 | 遺品の処分と部屋の脱臭 |
作業日数 | 4週間 |

床(フローリングなど)の上でお亡くなりになった場合、そして発見まで日数が経過している場合には、体液や腐敗によるにおいが床材に浸透しやすく、床材の下地や構造部分まで処理が必要になるケースもあります。
現場の状況(一例)
- フローリング材のつなぎ目や目地から体液が染み込み、床下の合板・断熱材にまで汚れが拡大。
- においが部屋全体にこもり、壁紙や家具に移っていることがある。
- 夏場などはハエ・ウジなどの害虫も多く発生しやすい。
清掃の主な作業工程
- 初期消毒・害虫駆除
入室前に消毒剤を散布し、空気中や床面の菌を抑制。害虫がいる場合は速やかに駆除します。 - 汚れた箇所の洗浄・撤去
体液が染み込んだフローリング部分を丁寧に洗浄。再利用が難しい場合は床材を一部撤去し、下地まで処理します。 - においの除去処理
薬剤を用いて床面・空間に残るにおいの元を分解し、オゾン発生器による空間脱臭を実施します。 - 臭気測定と再処理対応
作業後は臭気測定器で数値を確認し、においの再発がないかを判断。必要に応じて再度除去作業を行います。
ご遺族ができること
- 早期に業者へ連絡し、現場確認・見積もりを依頼する
床材の構造や素材によって清掃方法が異なるため、現地確認は不可欠です。 - 保険対応を希望される場合は、写真撮影を業者に依頼
保険申請に必要な記録(作業前・作業中・作業後)を業者が撮影・保管します。

状況により、床材をいったん剥がして床下の洗浄と消毒が必要になります。
浴槽の中で亡くなった事案における特殊清掃の対応


費用350000円 時間 3週間 特殊清掃内容 浴槽内の清掃と脱臭
作業内容 | 浴槽内の清掃と脱臭 |
作業日数 | 3週間 |

浴槽内での死亡事案は、体液や血液が浴槽内に滞留しやすく、腐敗が進んだ場合には排水溝や配管内部まで汚れが及ぶことがあります。また、水分の多い環境下ではにおいの拡散やカビ・菌の繁殖が加速しやすく、特殊清掃においては高度な衛生管理と配管洗浄が必要になります。
■ 現場の状況(一例)
- 浴槽内に体液・血液が溜まり、排水口や床下の配管にまで汚れが広がっている。
- 浴室の密閉性により、強い腐敗臭が室内全体にこもっている。
- 湯を張ったまま亡くなられていた場合、水温や気温によって腐敗が急速に進行している。
- 長期間放置されていた場合、浴槽内にウジ・ハエなどの害虫が発生していることもある。
■ 主な特殊清掃の工程
- 初期消毒と害虫駆除
入室前に消毒剤を散布し、浴室内の菌や害虫の除去を実施します。 - 浴槽内の汚泥物除去・洗浄
体液や汚れた水を除去後、浴槽・床・排水口を専用薬剤で徹底洗浄します。必要に応じて浴槽自体の撤去や交換も検討します。 - 排水溝・配管内部の処置
においの元が排水管内部に残っていることが多く、配管の薬剤洗浄・におい分解処理を実施します。 - においの除去処理(薬剤・オゾン)
空間全体に消臭・分解薬剤を噴霧し、最終的にオゾン脱臭を行ってにおいを徹底除去します。 - 臭気測定と最終確認
作業完了後は臭気測定器を用いて、環境基準(10〜20ppm)に達していることを確認します。
■ ご遺族ができること
- 発見後はすぐに専門業者へ相談
浴室の構造上、においの元が見えにくく残りやすいため、清掃の専門知識が必須です。 - 写真記録と保険対応の確認
保険申請を行う場合には、作業前後の浴室の状態を記録として残す必要があります。業者に依頼すれば対応してもらえます。 - 入室時の安全対策
浴室は空間が狭く、汚れの濃度が高いこともあるため、防護服・マスク・手袋などを着用し、長時間の滞在は避けましょう。
よくある質問(FAQ)
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この記事を書いた人

遺品整理人。遺品整理・特殊清掃専門家 増田 祐次
遺品整理・特殊清掃の専門家として25年間業務に従事(遺品整理人®︎ 商標登録:第5967866号)
2000年に遺品整理・孤独死の特殊清掃専門の遺品整理クリーンサービスを創業、2010年に株式会社ToDo-Company として法人化し専門チームの孤独死清掃本部を設立、遺品整理人を育成している。
受賞歴:銀賞 2018 NEW YORK FESTIVAL LONELY DEATHS (孤独な死)
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