特殊清掃ブログ

時代によって孤独死という言葉が生まれてきた

住み慣れた家

「死ぬときは住み慣れた家で死にたい」

おおくの人がそのような願望を内に秘めて人生を生きている。

しかし、病院でみんなにみとられて亡くなることがスタンダードと思われているがみんながそのような死に方をするわけではない。誰にもみとられずひとりで一定期間発見されず亡くなっている孤独死(以下自宅死という)、ひとはそのような死に方をするのは「やっこさんは孤独だったから」や「孤立していたから」などと言うがそれは傍からみた妄想に過ぎない。

 わたしは、22年前に自分の孫のように接してくれたとなりのおばあさんがむかしでいうポックリ脳溢血(のういっけつ)で自宅の廊下で亡くなっていて子供は悲しみが深く遺品整理をすることができないので手伝ったのがきっかけとなり遺品整理専門業を創業した。

20年前までは「孤独死」という言葉はなく「訳あり」や「ポックリ」と呼ばれていました。2000年ころひとりで家で亡くなっている人をわかりやすく世間に認知しようとしてメディアが「孤独死」と報道するようになりました。

ひとり孤独に亡くなっているから孤独死というのは違和感しかなかったのですがテレビの報道は影響力が大きく孤独死という言葉が定着していきました。

そのほかでは、松戸の自治会が孤独死という言葉を助長するかのようにテレビに出ては孤独死という表現で死を伝えていきました。

私は現場を知っています、孤独死というのは社会との孤立やコミュニケーションの破綻で起きているのではありません。急激な発作によって誰かに助けが呼べないまま亡くなってしまっているのです。

孤独だったから孤立していたからなどと言うことはこれまでいろんな自宅死の現場を経験してきて天涯孤独という人はほぼない。

むしろ急激な発作で亡くなる人がほとんどである。心筋梗塞であったり、脳梗塞であったり、糖尿病の低血糖などほとんどが発作が原因で発見されないまま亡くなっているケースが現実である。高度成長期の日本であれば家庭を守っていただける専業主婦がいたとおもうが、現在では女性が社会で活躍する時代で異変に気付く可能性が低くなっている。

 もちろん女性が家庭をまもらなければいけないというのは古い考えではあるが、それに伴って時代も進化しなければならない。結婚していてもどちらかが先立てばひとり暮らしになって自宅死をする可能性は高くなるわけですので互いに支えあう時代になってきたのだろう。

家族でなくても近隣が見守るといったことが重要になってくるように自治会長などが率先して地域のひとと連絡をとったり出向いたりするフットワークが必要であると考える。

 いずれひとは死ぬ、自宅死をしたひとの近隣の声を聴くと「わたしも住み慣れた家で死ぬのは理想だ」と答えた。なぜならば、闘病生活で病院で管だらけになって最期を迎えるまで延命されて苦痛を強いられるのは嫌だからという。ならば家で延命されずに自然に最期を迎えたい願望がある。

 しかし、家でそのような最期を迎えたとしても早期に発見されたいというのは皆同じだった。アナログからデジタルの時代に移っても唯一変わらないのはひととの支えである。家で亡くなっても近隣の発見と通報は必要になるので安心して家で死ねる社会は人が亡くなっていても早期に発見して通報できる社会を作っていかなければ実現ができないだろうと思う。

これからデジタルの時代に2025年には七十歳以上の独身高齢者が762万人になるといわれているがその多くの人は昔に結婚していたということをわすれてはならない。そして、自宅死がどのくらいふえていくのだろうということが懸念され発見までの期間短縮装置の開発がひつようになる。

東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計(令和元年)

令和元年には東京都だけでも65歳以上の方が6089人自宅住居で何らかによって死亡しています。男性と女性では男性のほうが多いわけですが現場でみる光景は「お酒」の飲酒量が多くなっているのではないかと思います。

食事も女性とちがって現役で仕事一筋でやってきた人が60歳を過ぎ料理を覚えるとなってもなかなか思うようにいかない。

そして日常の生活も今までできていたことなどが思うようにできなくなってしまったり弊害が出てきてしまう。次第に自信を無くしていき「俺はダメだ」と思い込むようになってお酒の飲酒が多くなってしまっているように思います。

お酒だけで死因にはなりませんが、お酒を大量に飲んだことによって階段を踏み外してしまったり浴槽で居眠りをしてしまいそのまま溺れてしまったりするような光景もございました。

そのほかでは、血圧の薬を常用していて血圧の乱降下によって具合を悪くしてそのまま何日も発見されないといった光景もありました。普段から静かに生活していると近隣も気付かないこともあり夏場では臭いで発見されるといった現象が起きてしまっています。

これから日本は超高齢化社会に突入していきますが近隣が異変に気付けることも必要にはなりますが、それよりも使わない税金で病室にあるようなコールボタンを部屋に設置してボタンを押したら玄関先のLEDランプがひかり、誰かが通報するといったシステムが開発できればと願うばかりだ。

時代と孤独死

追伸

あなたが「何かを選ぼう」と思ったとき、どれくらい時間をかけて選びますか?

3時間? 3日間? 3週間?

もし、その選択が満足できるものであれば、できるだけ早く選択を決意したほうが、あなたの大切な時間が救われます。
しかし、私たちは選択に時間をかけてしまいます。

なぜ、時間をかけてしまうのでしょう?

その理由はカンタンです。
ご依頼者さまの背中を押してくれる確かな情報が少ないからです。

背中を押してくれる情報が少ないからこそ、

「本当にこの選択でいいのだろうか」 「この選択で後悔しないだろうか」

ということが頭をよぎってしまうのです。

では、そんなことが頭をよぎらないくらい、ご依頼者さまが求める確かな情報が十分に集まったサイトがあればいいのではないか、 私たち遺品整理クリーンサービスはそう考えました。

私たちクリーンサービスは、遺品整理業界における【情報の届け方】を本気で変えたいと思っています。

ですので、遺品整理の情報がどこよりもたくさんあって、しかも透明性のある作業画像とホームページの信頼性を重視してご依頼者さまに発信しています。

遺品整理業者でひとくくりにしてしまうとどこも一緒になってしまいます、しかし経験のない会社やご遺族に与えられたご用命にしっかり応えられる会社は数社しかございません。後悔しない選択はどこにもない情報を発信し、少しでもご遺族に貢献できる業者を選択することです。

クリーンサービスとの出会いが、ご遺族にとって確かな選択となることを願っています。

  • この記事を書いた人

増田 祐次

2000年に遺品整理・孤独死の特殊清掃専門の遺品整理クリーンサービスを創業、2010年に株式会社ToDo-Company として法人化し専門チームの孤独死清掃本部を設立、遺品整理人を育成している。「遺品整理人®︎商標登録:第5967866号」 受賞歴:銀賞 2018 NEW YORK FESTIVAL LONELY DEATHS (孤独な死) ザ・ノンフィクション「孤独死の向こう側 ~27歳の遺品整理人~」視聴率歴代7位

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