

特殊清掃とは、通常の清掃では対応できない汚れや臭いを取り除く専門的な清掃作業です。特に東京のような人口が密集する都市では、高齢者の孤独死があった部屋、自殺や事件現場など、特殊清掃のニーズが年々高まっています。本記事では、東京における特殊清掃の特徴や対応が必要なケース、業者選びのポイントまで、わかりやすく解説します。
- 東京の特殊清掃業者をさがしている
- 東京で暮らしていた故人の特殊清掃が必要になった
- 賃貸物件の大家さんに早く清掃するように言われている
- 警察からの入出許可が出たらすぐに特殊清掃をお願いしたい
- 東京でどこに特殊清掃を頼めばいいかわからない
- 自分たちではできないから特殊清掃の専門業者に依頼したい
特殊清掃は間違えのない選択(業者)をすれば臭いは完全に落とすことができます。

私たちについて
東京の特殊清掃専門業者として
さまざまなメディアで当社は紹介されました!



東京を拠点に自宅死(孤独死)の特殊清掃を専門にしているクリーンサービスです。特殊清掃では汚れを落とす薬剤の知識やにおいを脱臭するための機材などが必要となります。
そのため機材を正しく使用しお部屋を元に戻すために知識を使い完全脱臭できる業者は東京でも数社しかございません。お部屋の中で亡くなる場所は一定の場所とは限りませんので、場所によって適切な方法で清掃をできるか修復するための方法などを理解しておくことが専門業者としての専門的知識となります。
多くの業者が特殊清掃を謳っておりますが、その中で完全脱臭まで施工せずに片付けで終了している現実があります、それらは特殊片付けであり依頼者の理想になることはありません、特殊清掃をしてもらったのに臭い戻りを引き起こし再度専門業者に再依頼をするといったケースが現実でおきています。
特殊清掃業者選びに迷ったら、どのくらい詳しくホームページで作業工程を解説しているか臭いを完全に消臭する技術を持ち合わせているかを確認して依頼するようにしましょう。施工実績やお客様の声は作れてしまいますのでどのように「作業工程実績」を公開しているかを確認したほうが良いと思います。

20年以上の特殊清掃の実績と研究から生み出した
安全性と臭いを抑える自社薬液
腐敗臭を取り除くには市販の薬液ではそこまで効果が望めません。よって臭い残りや臭い戻りといった2次的被害が出てきてしまいます。
いままで培った経験をもとに研究して分析結果も出ている自社の薬液を使用して臭いを抑えることが可能となりました。

特殊清掃現場の臭気を計測して確実な施工を
臭気測定器を使って環境基準へ戻す
見積り時に臭いがどれくらいあるかを測定して「国が定める環境基準」10ppm~21ppmまで臭いを押さえてまいります。
片付けて終わりではなくきちんと臭いまで取り切るのが特殊清掃ではあるため途中で投げ出すことはありません。
ご遺族と大家さんが納得してお部屋の契約終了となることが願いです。
何もなかったような仕上がりになります。

弊社が臭いを脱臭できる根拠とは

住み慣れた部屋で自宅死(孤独死)をして発見まで日数を要してしまった場合では、体液と臭いがお部屋を占領してしまいます。
身体が腐り体液が体外へ流れ出てしまった場合には、畳やフローリングを貫通して床下まで流れて行ってしまうことがあります、最初の段階では体液は液状なので隙間から下へ下へと流れてしまいます。木造の建物では木の中まで浸透してしまい期間が経過するほどしみ込んでしまいます。一方でコンクリート構造の建物の場合でも発見までの期間が長いほど床下のコンクリートのスラブまで体液が流れてしまい洗浄してしみ込んだ体液を浮かせて除去することが必要になってきます。
自宅死(孤独死)のにおいの発生源を処置して部屋にはいれるようにする

警察の遺体搬送後に入出許可がでるまで日数を要します。入室許可がでたら必要な書類などを探すために入出できるように消毒や一時的なにおいを防止する施工をします。
消毒を部屋全体に散布した後に、弊社独自の消臭剤を散布して一時的にお部屋へはいれるようにします。
その際に腐敗が進んでいて警察より遺体跡を見ないように言われたら無理に見ないようにして弊社が入室して撮影した画像をみて判断することがよろしいかと思います。
遺体跡やにおいは聞いていることと見ることでは違いがあるのでショックを受けてしまって精神的に不安になるようであれば見ないほうがいいという選択肢もひとつとなります。
工期がどのくらいかかるか臭いを機械で測って目安をつける

特殊清掃のにおいと汚れの除去はよほど軽微な以外(死後数時間、体液漏れなし)は、1日で臭いが取れるということはありません。
これは、遺体が腐敗するころにはもう臭い(腐敗臭)が発生しているからです。腐敗臭の前に筋肉の緩和によって漏れ出る尿臭が始まっています。体内に尿をとどめていると急速に腐敗が始まり内容物による感染症が懸念されますが腐敗臭の前には尿臭が先に出てきます。
特殊清掃では、最初にどのくらいの臭いがあるのか機械で測ることによって経験により工期の算出ができるようになります。ここで大切なのはオゾンを1~2日焚いたからといって臭いが取れているといったことはないということ。
オゾンは酸化物質で連続で焚きすぎればせき込むような体調不良にもつながっていきます、臭覚が利かなくなり一時的に臭いがとれているという感じになるのです。
臭気測定は作業の最初と最後でおこなってきちんと臭いがなくなったことを表すことができます。
臭気が何百ppmであれば何週間でにおいをおとすことが可能になりますが、何千ppmという値になってしまうと1カ月以上の期間を要するといったことは少なくありません。臭いのデータは遺族と大家で訴訟問題になった場合でも必要となりますので必ず機械で臭気を計測してくれる業者が安心だということになります。
特殊清掃の前に遺品整理をして遺品を処分する

一時的に感染症の対策と防臭をおこなった後に部屋にはいれるようになったら遺品整理をしましょう。クリーンサービスはご遺族が部屋にはいれる場合には一緒に遺品整理をおこない「いるものと、いらないもの」をわけていきます。
大切な書類「登記簿や権利書」賃貸契約書や貴重品など探しておくものは私たちにお任せしていただくこともできますが自分たちで少しでも遺品整理をやってあげたいと思う気持ちを尊重しつつ一緒にできる方は一緒に遺品整理をすることもございます。
そして、脱臭をする際に薬剤や機械は部屋の中に物がない状態で使用することが基本になっていますので遺品がなくなってから脱臭工程にはいっていきます。
遺体があった場所の特殊清掃を実施する

死後ある程度日数が経過している場合には部屋中にハエが飛び回っていることも、ウジがはい回っていることも少なくありません。ハエは足についた体液などを窓やカーテンなどにひろげてしまいます。そしてウジもはい回って隙間に入っていってしまいそこでサナギになって成虫へと変身していくのですが隙間に入る前になるべく駆除することがのぞましいです。
遺体跡の体液もなるべくしみ込む前に染み抜きをして洗浄を繰り返しながら体液の除去をしていきます。弊社が開発した植物由来の特殊清掃の薬剤を使用し体液がなくなるまで徹底的に洗浄をしていきます。
他業者が施工した現場の再施工に伺うと、体液の洗浄をしっかりとやっていない現場が目立つので徹底的に遺体跡を施工することが次の脱臭工程に進める作業になるということです。
部屋の全体についた臭いを清掃する

先ほどの項でも触れたように遺体を食して生まれたウジやハエは部屋全体に臭いを広げていってしまいます。遺品にもぐったり手や足を遺品で拭いたりしながら部屋中が腐敗臭で充満するようになってしまうのです。
そのために遺品整理をして臭いがついてしまった遺品は処分して大切な書類などは引き上げるなどして対応策をとることが必要です。
遺体跡を洗浄し終わったら部屋全体についてしまった臭いの除去をしていきます。これは一つ一つ丁寧におこなっていかなくてはならず普通のハウスクリーニングのレベルとは異なります。設備となるキッチン・トイレ・お風呂などの清掃はもちろんのことですが壁紙(クロス)の洗浄をしなければ臭いが落ちることはありません。
壁紙のクリーニングは何度かの工程にわけて入念にやっていきます、天井から薬剤を散布して反応するまで待ってから拭き、次の薬剤を散布して反応を待ってから拭き、また散布して拭いてを臭いがなくなるまで繰り返し行っていきます。とても手間がかかるので単日でおわることはありません。
乱暴に部屋中のクロスをはがす業者もございますが、クロスをはがしてスケルトンにしたからといって臭いが取れるということはまずないでしょう。
一箇所ずつ脱臭をしていく

もしも、1ルームの部屋の和室で亡くなっていてキッチンが臭いがしないということはありません。大体の賃貸の物件の部屋は玄関を入ったら部屋の手前にキッチンがあると思います。
玄関の隙間が換気扇代わりになって気流が部屋から玄関に流れていき臭いもキッチンを占領することになります。まずは臭いの元の遺体跡を重点的に処置をおこないそこが終わったら次のキッチンの臭いとりをするといった工程が発生します。
トイレで亡くなっていればトイレをはじめに特殊清掃をおこない、次に部屋全体の脱臭をしていくといった感じです。
全部をいっぺんに脱臭しようとしても臭いの強いところを処置していないので何べんやっても振り出しに戻ってしまうのです。ですので遺体跡をまずは脱臭してからほかの場所に取り掛かるのが正解といえるのではないでしょうか。
弊社ではそのルールを徹底しておこなっているので臭いが戻ってしまうといったことがありません。
脱臭は2~3日ごとにコンディションのチェックと改善にいく

特殊清掃後の脱臭工程に移ったら必ずコンディションと改善をおこなって調整していくことが必要になってきます。特殊清掃が終わってオゾンの機械をポン置きしてしまう人もいますがオゾンというものは酸化物質であって不純物と反応すると硝酸を生み出します。
勝手に空気にもどると勘違いをしている方も多いのですが、オゾンを焚いたら反応物を回収してきれいな空気に活性炭などで戻さなくてはなりません。オゾンを滞留させておいてそのまま健康被害を引き起こす可能性もあるので気を付けることが必要です。
その点を踏まえ機械を使用するには知識や経験が必要になってきます。専門の真似をしてオゾンをポン置きしても臭いが取れることはないし、自分で吸ってしまって健康被害を起こす可能性もあるということを知っておきましょう。
弊社では、薬剤による脱臭をメインにやっており健康被害のでない自然由来のもので対応していますのでオゾンを使用するのは腐敗臭と反応し終わった薬剤の臭いとりに使用するにとどまります。
薬剤で重点的に臭いをとっていくことによって、施工後の臭い戻りということは今までどんな現場でもありませんでした。
オゾンの機械脱臭というのは物理的(もの)に対しては効果がなく、空間の脱臭をするといったものになります。ただ長期間オゾンを焚きっぱなしにするとオゾンの臭い(生臭い)がとれなくなりオゾンの臭いを脱臭しなければならない恐れもでてくるのです。
なので、基本的には薬剤で脱臭の作業をしたら2~3日後にまた臭いを計測して調整してを繰り返して落ちるまで作業することが必要になってくるのです。
脱臭工程の後に臭い戻りがあるかどうかの計測期間を設ける

脱臭工程が問題なく進んで目途がつきましたら、いったん薬剤と機械を使用することをやめて臭い戻りがあるかないかの期間をもうけます。ここで臭い戻りがあるようであればリフォームしても「また、どこからか臭う」といった状態に戻ってしまうからです。
多くの方や業者が甘く見て片付けだけをしてリフォームをすれば臭いが取れると思うかもですが、臭いをとるメカニズムを知らないのでそこを省いてしまって2次依頼となる負のループに陥ってしまうのです。
弊社では臭い戻り計測期間として1週間を要して問題がなければ最終的ない段階へ進み、臭い戻りがあるようであれば施工方法を変えて調整して臭いを落とします。
最終的なにおいを機械で計測して環境基準まで下がったことを確認する

臭い戻りの計測期間後、問題がなければ最終的なにおいをパソコンと臭気測定器で確認してデータをとって終了となります。
その際には環境基準の10ppm~20ppmという基準値に下がったことを確認するようにしています。一般的な家庭の臭気は15ppm前後ですがトイレなどは50ppmくらいはあります。
そこまで臭いを落とすことによってやっと次のリフォームの段階へと進むことができるのです。
もし、手間を省き途中までしかやらない場合は臭い戻りや、そもそも臭いが取れないことを覚悟しておくことが必要であり技術と知識がなければ自宅死(孤独死)の完全脱臭はできないといっていいでしょう。
皆様が臭いが取れないといっている常識は、そもそもが臭いが取れない業者に頼んでしまうことなんです。
上記のようにざっと工程を挙げただけでも簡単に完全脱臭ができるわけではないので、自宅死(孤独死)がおきたら甘く見ることはせず最終的にまたひとが住めるようにすることが大家との円満解決への道筋となっていきます。
東京の孤独死の特殊清掃の費用と遺族ができること
警察から入出許可がでたら
特殊清掃の前に消毒をしてから入出するようにしましょう。

入室前の初期消毒
入室に関しては、長らく発見されなかった場合にはハエやウジやゴキブリなどが発生し部屋中に菌をまき散らしてしまうため特殊清掃の初期作業として消毒を散布してから入室します。

保険適用の場合の画像撮影
特殊清掃の場合には保険に加入していれば保険対応ができる場合があります。保険適用の申し込みには室内の画像を保険会社に提供しなくてはなりませんので画像の撮影を行っています。

東京での特殊清掃のご相談からお見積もりまで
警察からの遺体発見連絡
お部屋で亡くなっていて遺体が発見されて警察からの遺体確認の連絡があり血縁関係の確認が済んで、お部屋に入る入室許可がでたら片付けと清掃をするために特殊清掃業者を手配しなければなりません。
事件性がない場合 | 地域により入室許可が出るまで3~4日 |
平均的な場合 | 事件性がなく入室許可まで1週間~2週間 |
DNA鑑定などの場合 | 血縁関係や歯型の一致、入室許可まで何カ月 |
入室許可が出たら
原状回復するまでにどのくらいの作業工程が必要で日数がどのくらいかかるかを確認させていただきます。
懸念されるウイルスの除菌
特殊清掃でお部屋に浮遊しているウイルスで気になるのが大腸菌です。大腸菌はどこにでも存在するウイルスですが便などに触れると猛毒の0-157感染症を引き起こし腸管性出血を引き起こし高齢者では命を落とすこともあります。そのほかに気を付けることは結核菌がある場合がございますのでご注意をされてください。
ご遺族が入出するための準備(独自情報)
孤独死があったお部屋に入る場合は遺体が腐敗していた場合には大腸菌が発生している可能性があり、そのまま吸い込んでしまうと腹痛を起こしたりしてしまうことがございますので十分な用意をして入室することが望ましいと思います。
- 頭髪に臭いが付かないようにビニールキャップ
- 不織布のマスクと鼻栓と耳栓
- ビニールの手袋
- フード付きのレインコート
- 使い捨て出来るような衣類
- 長靴
- ハエなどを駆除するスプレー
東京の特殊清掃現場で培った知識ですが、上記の用意があれば臭いが染みついて帰りに公共交通機関で嫌がられたりすることは少なくなると思います。
特殊清掃の流れと遺族ができること
東京で特殊清掃が必要になったら
- 0120−973−548にお電話ください。
- もしくは、メールにてお問い合わせください。
お電話でお聞きする内容
- ご依頼先の状況
- ご依頼者様のお名前
- ご依頼先のご住所
- お電話番号
- お見積もりのスケジュール
お見積もりのお伺い時に必要なもの
- ご依頼先のカギ
- 状況のご説明
- 残すもの、残さないものの打ち合わせ
- 納期に関する調整
- 費用のご提示
特殊清掃作業の流れ
- 立ち合い、立ち合いなしで遺品分別
- 貴重品の捜索と選り分け
- 全体的なハウスクリーニング
- 脱臭作業(1日~2週間)
- 部屋全体の除菌と抗菌作業
選り分けの詳細
- 写真やはがきなど
- 現金、クレジットカード、ポイントカードなど
- 貴金属や記念品
- 土地の権利書、賃貸契約書
- 印鑑、貯金通帳
- 故人のゆかりのもの
特殊清掃終了時
- お部屋の確認、明け渡し同席可能
- 貴重品や形見の確認
- 書類・通帳・印鑑などの有無
- いるものといらないものの選別
- 現金・カードでご清算
- カギをかけて終了
ご契約後に遺族がほかにできること
- 電気・ガス・水道の停止連絡
- 近隣・故人の友人へ挨拶
- 故人の死亡後の手続き
- 作業を任せて買い物に行ける
- 火葬や葬儀への出席
予定の報告
- 大家さんや管理会社に明け渡しの連絡
- 親戚への予定の連絡
- 納期まで家で待っていられる
- 故人の友人や勤め先への連絡
各種立合い
- 電気・ガス・水道の終了立合い
- ケーブルテレビの立ち合い
- 郵便物の転送
- 大家さんへの賃貸契約終了立合い
遺品整理が終わったら
- 故人の仏壇に報告
- 親族に報告
- 写真を見ながらゆっくり偲ぶことができる
- 相続の手続き

東京の特殊清掃の作業工程実績
東京での孤独死の特殊清掃はさまざまなケースがございます。そのケースで作業工程も順番を前後したり完全脱臭するまでに日数が掛かったりすることもあります。トップクオリティーを求めることが依頼者のいちばんの選択になるとおもっています。
トイレ内で亡くなった特殊清掃


費用 75,000円 時間 2日 特殊清掃内容 トイレ内の洗浄と消臭
死亡原因 | いきんだことによる大動脈破裂 |
作業内容 | トイレ内の特殊清掃 |
作業日数 | 2日 |

トイレ内の物を処分し体液が流れ出てしまったトイレのタイルを洗浄しました。便器内には便と尿石が固着しており、その尿石を除去し死臭が壁や天井についてしまっていたので薬剤を散布したのちオゾンで臭いを消し通常通りのトイレの復旧に仕上げることができました。
タタミの上で亡くなった特殊清掃



費用250,000円 時間 2週間 特殊清掃内容 畳の処分と床下の洗浄と消毒
死亡原因 | 糖尿病による低血糖 |
作業内容 | タタミの撤去と床下の洗浄と消毒、畳の新調 |
作業日数 | 2週間 |

発見まで時間が掛かってしまい、夏場だったのでウジやハエの成長も格段に早く相当数のハエが部屋中を飛び回っていました。タタミの上で亡くなっていたのですがタタミのつなぎ目から下に体液が流れてしまって根太や根太板を腐食させてしまっていました。
このようになると、根太や根太板を交換しなければならずリフォーム費用もかさんでしまいます。タタミは床が腐ってしまい新床に入れ替えて新調しなければなりませんので畳の上で亡くなっていてもその下に浸透してしまうということを懸念していただければと思います。
床の上で亡くなった特殊清掃


費用450000円 時間 4週間 特殊清掃内容 遺品の処理と部屋の脱臭
死亡原因 | 心筋梗塞 |
作業内容 | 遺品の処分と部屋の脱臭 |
作業日数 | 4週間 |

発見まで期間が経ってしまっていたのですが床の上で亡くなった場合、床下まで体液が浸透してしまう恐れを抱きながら現場をみてみました。幸いにも布団や遺品が体液の吸収材となっていて床下まで浸透することはありませんでしたが、部屋中に死臭がついてしまっていたため脱臭するために期間と費用が掛かってしまう形となりました。賃貸だったため徹底的に薬剤と機械を使用して脱臭をしました。無事に臭いもなくなり問題なく大家さんに明け渡しができました。

発見までの期間が長引いてしまうと床下に体液が浸透してしまうため床材をいったん剥がして床下の洗浄と消毒が必要になってきます。場合によっては金属類が腐食しないように腐食剤を塗布することもありますのでできる限り早めの発見が望ましいと思います。


トイレや浴室で亡くなった場合は排水管特殊清掃が必要です
排水管特殊清掃 60,000円
トイレやお風呂で亡くなった場合には排水管の中に体液が流れます。体液は脂のようなドロドロとした粘着液になっていますので水で流してもはじくために臭いの除去には至りません。ウジやゴキブリは汚れている排水管に好んで生息します。亡くなってそのままにしておくとゴキブリの大量発生やハエの発生などで入居者を不安にさせてしまうことになります。ほとんどの業者は錠剤で流し込んで排水管を洗浄しようとしますがすすぎが甘いために排水管をサビさせてしまいトラップがサビて何カ月かすると破壊させてしまうことになります。
そのため、東京の特殊清掃の専門家である私たちは排水管の高圧洗浄で臭いの元を除去し、排水管を傷めずに完全に脱臭することができることに成功いたしました。ご遺族も大家さんも急なことでご心配はあると思いますが専門業者の私たちにしかできない脱臭と消臭の技法を惜しみなくご提供いたします。
排水管洗浄をおこなうことで臭いが排水か匂ってくることはございません。完全消臭はとても手がかかります、ここまでおこなう東京での特殊清掃業者は数社しかありませんがお見積もりの時にどこまでやってくれるのかを確認しておくことで臭いが取れていないといったトラブルを避けることができます。
浴槽の中で亡くなってしまうと浴槽内や浴室内に無数のウジが湧いて、配管内までビッシリとウジが這いまわってしまいます。そのため配管内についたウジを剥ぎ落すために配管内洗浄をいたします。浴室だけを清掃しても配管内でウジがへばりついて臭いを発生させているので配管から臭いが上がってきたり、配管をつたい別のお部屋にまで臭いが上がってしまうことになってしまいます。
下流際に網を用意して取り切ったウジを処理します。
こんな業者に注意してください。
浴槽内で死亡して警察が遺体搬出のために栓を抜いた場合には、浴槽内パイプや排水管パイプなどが詰まってしまうことがあります。経験の浅い業者では臭い取りのために漂白剤や粘り気のある液体などを流して十分なすすぎをせず排水管や排水トラップなどがサビだらけになって折れてしまい漏水などの被害が起きてしまうことも現実に起きている事例です。
特殊清掃の施工方法(壁紙洗浄)
お部屋の中で亡くなってから日数が経過している場合、壁紙などに臭いが付いてしまいます。壁紙の臭いを取るためには洗浄して徹底した拭き取りが必要になります。
特殊清掃の業者に頼んだけれどにおいが残っている
上記は清掃後によくあるご相談内容ですが、多くの業者が壁紙の洗浄と拭き取りをしっかりとやらないために「臭い戻り」「脱臭不備」という結果になっています。クロスを剥がさないと臭いが取れないのではなく脱臭工程をやらないために臭いの問題が解決されないのです。
壁紙は張替えの場合が多くあると思いますが、職人さんが臭いを気にせず部屋に入れるためや近隣に迷惑を掛けないためにも完全脱臭に向けて必要な作業となります。この工程をやらなければいくらオゾン脱臭機でオゾンを焚いたとしても完全脱臭できることはありません。

特殊清掃後の光触媒施工

作業前後で臭気測定
私たちは孤独死の清掃業者として現在まで22年間もの間、多数の事案にたずさわってまいりました。その中には見たこともない争いも目にしてきましたしご遺族とオーナーが納得するような作業を現場が終わるたびに考えてきました。

特殊清掃の臭いの見える化
人間の鼻では詳細な臭いは感知できないのですが、臭いがどれだけ抑えられているか数値で見ることができます。
臭いというのは個人差があって数値で0だとしても初めの臭いを嗅いでしまうと脳が覚えていて部屋に入るとその臭いがよみがえり、なんか臭いがしていると感じます。
臭いがどれくらい違うのかを作業前と作業後で分析することによってパソコンに保存していきます。臭いの見える化を行うことで安心して次の入居者に住んでもらえます。
臭いの見える化によって大家さんと遺族のトラブルがなくなります。


東京の特殊清掃の作業工程実績
東京で特殊清掃をご依頼いただいた実際の施工例をご紹介させていただきます。
施工事例1.東京都内でベッドで亡くなられた特殊清掃


親よりも子供のほうが先に逝ってしまったこころが傷む特殊清掃の事例
お見積もり内容はいかのようなものになります。
- 体液で汚れてしまったベッドの処理
- 遺品は残すものと処分するものを一緒に分ける作業
- お部屋を返却するためにハウスクリーニングと脱臭処理
発見するまでに1カ月ほど掛かってしまいベッドは体液を吸って重たくなっていました。親御さんは自分たちよりも若いから大丈夫だろうと思っていたら現実は無情にも順序の違うことを突き付けてきました。
遠方より最後だからとすべてを処分する前に遺品を一緒に分ける作業をして残すものだけを後日配送させていただきました。
施工事例2.東京都内でお部屋で亡くなった特殊清掃と脱臭


「また今度ね」が最後の言葉になってしまった、2週間後に部屋に行ってみたら遅かった。
お見積もり内容は以下のようなことになります。
- 遺品を残すものと処分するものを一緒に選別
- シミになってしまった畳の処分
- お部屋の脱臭処理
発見まで2週間となってしまいましたが部屋に行って近況報告などをして、また今度ねと言って分かれた夜が死亡推定日だった。連絡がつかなくなって部屋に行ってみたらもう亡くなっていて腐敗が進行していた。
施工事例3.東京都内で亡くなった部屋の特殊清掃


和室のカーペットの上で亡くなっていました。
お見積もり内容は以下のようになります。
- 発見が早くタタミまでは染みてなかったので軽度の清掃
- 遺品の処理
- 清掃前後のお部屋内消毒
発見まで2~3日ということもあり、タタミまで染みてなかったためジュータンの処理で済みました。臭いが若干あったため軽度の清掃と消毒の散布で終了いたしました。
施工事例4.東京都内で物だらけの中で亡くなった特殊清掃


死因は大動脈解離でした。家族が駆け付けた時には雑然としたものの上で亡くなっていたということ。
お見積もり内容は以下のようなもの、
- 遺品整理をする前に消毒を施す
- 残すものと処分するものを分ける
- 物を処分して部屋の清掃と臭いを脱臭する
物が多かったのでいるものといらないものを分けることに時間が掛かりました。賃貸のお部屋を返却するために部屋内全体の清掃と脱臭をして問題なく大家さんへ返却できました。
施工事例5.東京都内の浴室で亡くなった場合の特殊清掃


死因はてんかん発作による溺死でした。しばらく連絡が取れなかったので部屋に行ってみるとみるに堪えない姿で浴槽で亡くなっていたそうです。
作業のご提案は以下のようなもの
・作業前後に浴槽と浴室の消毒
・浴槽と浴室の洗浄と臭い取り
・排水溝の配管高圧清掃
作業期間は臭いを取るのに1週間を要しましたが結果的に元通りになりました。排水を抜いたことによって近隣へ臭いが伝わらないように排管高圧洗浄をして終了です。
施工事例6.死後2カ月で発見された場合の特殊清掃


死因は不明、押し入れにもたれかかるように亡くなっていたそうです。
作業のご提案は以下のようなもの、
- 部屋内のものをすべて撤去
- たたみの下にまで体液がしんとうしてしまったので洗浄と消毒
- 長期間の脱臭と光触媒による除菌
結果、近隣に漂っていた臭いもしなくなりウジやハエなども駆除してリフォームへ移り元通りの部屋へ戻っていきます。
施工事例7.死後1カ月で発見された場合の特殊清掃


死因は異常死、夏の暑さもあって熱中症気味だったのかもしれない。
作業のご提案は、
- 遺品を処分する
- 部屋の中すべての清掃と壁に染みついた壁紙洗浄
- 床(クッションフロアー)の張替え
仕上がりまで2カ月を要する現場になりましたが、臭いもすべて落ち切って床も張り替えたので元通りの部屋に戻りました。発見まで1カ月がたっていてドロドロの状態になっていましたが原状回復をしてもどったので遺族も一安心していました。
自宅死の清掃に関するご依頼やご相談はこちらからお問い合わせください。

現地の状況や依頼者様の立ち会えるスケジュール、お打合せの時間などをお聞きいたします。
\年中無休 AM8:30~20:00受付/