孤独死の特殊清掃の費用負担

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孤独死の特殊清掃の費用負担はだれがするの?

2021年6月22日

警察から連絡があってしばらく連絡を取っていなかった親族が孤独死していて特殊清掃が必要になるときがあります。そういった場合には部屋を原状回復するために特殊清掃をしなければなりませんが費用負担はだれがどのくらいするのかわからないときがありませんか?

結論

孤独死の特殊清掃は第一番目に保証人が費用負担をしなければなりませんが保証人が他界している場合には相続した遺族が費用を負担しなければなりません。しかし、保証人や血縁者が見つからない場合や相続を放棄した場合などでは物件のオーナーが費用を負担することになります。

誰も身寄りがない場合には、相続財産管理人によって裁判所により管理人を選任することになります。

ポイント

この記事は遺品整理人である専門家が実際の現場での知見を遺品整理で困っている方へ向けて発信している記事となっています。もし、あなたの周りで遺品整理に困っている方がいたらその人に記事を教えていただけたら嬉しいです。より多くの方に記事をお届けし悩みを解決することができればと願っています。

専門家:橋本俊哉

遺品整理専門家:橋本 俊哉 第 00082 号

年間300件以上の遺品整理や孤独死の特殊清掃現場の現場に入って多数の問題を解決してきた専門家ならではの知見を活かして記事の監修をしています。

遺品整理人®  登録 第5967866号

異変に気づいたら

自分が住んでいる部屋の近くで次のようなことがあったら通報して警察に様子を確認してもらいましょう

外観からみた異変

  • 郵便物や新聞がポストにたまっている状態が続いている
  • 同じ洗濯物が何日も干されたままになっている
  • 夜なのに室内の電気がついていない状態が続いている
  • 日中なのに室内の電気がついたままになっている
  • 雨戸が閉まったままの状態が続いている
  • 普段使用している自転車などが使用されていない日が続いている
  • 検針で訪れても会えない状態が続いている
  • 庭の手入れやごみなどが捨てられていない状態が続いている
  • ペットの鳴き声が衰弱または興奮した吠え方になっている
  • 異臭がしてテレビが何日もつけっぱなしの状態が続いている
  • その他

孤独死が発見されたら

明らかに死亡していて異臭がして警察に通報されたら警察が現場の状況を確認します。事件性があるかないかの判断のために部屋に訪れて第一発見者にも事情聴取するわけですが事件性がなければすぐ済みますので対応するようにしましょう。

だいたいの警察の事情聴取はこのようになっています

事情聴取

  • ドアのカギ・窓のカギなどが空いていたか
  • どうやって遺体を発見しましたか
  • 部屋が荒らされた形跡はありませんでしたか
  • 自分から見た死因は何だと思いますか
  • 住所や氏名を教えていただけますか
  • 部屋のものを触ったりしないでください
  • 最近何か変わった様子はありませんでしたか
  • その他

孤独死で亡くなった遺体はすぐに自然死とは判断されませんが異常死という判断になります。そして身元などが判明すれば「遺体検案書」などがわたされて遺体を引き上げた時の参考の遺品や貴重品などを返却してもらえます。

死亡届の交付について

遺体の検案が済んだ場合(死体検案書)が渡されるのですがその書類に必要事項を記入しなければなりません。必要事項に記入が終えたら下記のいずれかの区市町村の戸籍係へ提出し戸籍の抹消と火葬の許可証が交付されます。

  • 死亡地
  • 住所地(住民登録をしているところ)
  • 本籍地

死体検案書(死亡診断書)はその後の保険請求やご遺族の権利物に必要なものですのでなくさないようにしてください。保険請求についてもし用紙に記入する必要がある場合には保険会社から直接検案した監察医務院などに問い合わせてもらうようにしましょう。

孤独死の特殊清掃の必要性

警察から連絡があり身内が死亡していたのを知らされた場合には親族としての確認をすることが求められ死亡として登録されるわけですが、その次に死亡していた場所の清掃をしなくてはなりません。

月日が経過してしまっている場合には臭い(死臭)が発生し多くのウジやハエが部屋中を飛び回っていることもありますので早急な対処が必要になります。その際に大家さんとしては隣人が騒いで苦情の対処と何も言わずに隣人が引越ししてしまうことに不安を感じる日々を過ごすことになりますが、遺族は現時点の進捗状況を大家さんに伝えることが必要になります。

なぜならば、臭いが出ていて特殊清掃が必要だけれど費用を捻出する代表者が決まっておらず、業者の選定がさだまっていないなどそのままになってしまうことがありますがその間に大家さんや管理会社は苦情などに対応しなくてはならないため隣人などに「いまどうなっているのか」伝えることもできない状態では住民と大家さん側で不信感が募ってしまいます。

何も大家さんが明確な理由が説明できなければ隣人などは事故物件サイトのような場所に書き込んだり、家賃も払わずに引越してしまったりすることもあるのが現実です。

隣人が家賃未払いなどで引越してしまった場合には大家さんもその家賃を補償してもらうために遺族側へ請求することもありますので起きてしまった事情に遅れれば遅れるほどいろいろなトラブルに発展してしまうケースも実際に起きています。

そうならないためにも、孤独死して臭いが発生している場合には一刻も早くに特殊清掃をして脱臭まで行う必要があります。

孤独死清掃の業者が教える一刻も早く臭いと後始末から解放されるポイント

孤独死清掃の業者が教える一刻も早く臭いと後始末から解放されるポイント (shobunya.com)

清掃費用の負担はだれがするの

特殊清掃が必要な現場で早急な処置をしなければならないことは上記に記載した理由で分かったと思いますが、その際の費用の負担は誰がしなければならないのか。

  • 保証人や遺族(相続人)
  • 大家さんや管理業者
  • 相続財産管理人

特殊清掃の費用負担については血縁者(遺族側)が対処することが一般的です。身内を亡くして悲しい日々を過ごしていることと思いますが最後の責任として特殊清掃を手配することは必要です。

しばらくのあいだ故人と連絡を取っていなくて警察の連絡で死亡を知った場合でも遺族としてお部屋を明け渡すために必要な手配をしなければなりません。大家さんは部屋を貸す側、故人は部屋を借りていた側ですから借りていた側が現状の回復することは一般的です。

しかし、古くから不動産を所有していて契約書を交わしておらず信用貸ししていた大家さんの場合には故人に血縁者がいない場合臭いや建物の損傷に早めに対処するために大家さんが費用を捻出することもあります。

大家さんも契約書を交わしてない事実があり独り身の故人に信用貸ししていれば請求をどこにすればいいか悩んでいるうちに臭いやハエで近隣に迷惑を掛けてしまうため家賃収入が減らないために自分で対処する必要も出てきてしまいます。

相続財産管理人については、誰も孤独死のあった部屋の保証をしない場合には家庭裁判所で相続財産管理人を選定してその選定人が費用負担するために行動いたしますが、その期間は臭いやハエの発生は継続的で裁判所に基づきながら進めるために1年や2年などの期間が過ぎてしまうことも十分にあります。

そうしている間にも隣人や建物内に住んでいる住人は引越してしまい最終的には誰も住む人がいなくなってしまう賃貸住宅となってしまいます。

費用の負担は「遺族」

上記に記したこまかな理由で孤独死してしまった特殊清掃の費用は遺族が負担することが分かったと思います。一緒に住んでいなかったから考えてしまうと思う方もいらっしゃると思いますが、「一時的に何とかしなければならない」ことは臭いの脱臭とハエの発生を抑えることになります。

後手にまわすことで臭いの改善や大家さんとの人間関係が良くなることはありません。

損傷をいかに少なくするかは孤独死していても早く発見することです。そうすれば体液などもすべて身体から出てしまうこともありませんし、人体が腐敗して臭いを発することも最小限で済みますし、建物への損傷も少なく保障費用も安く済むといった具合になります。

要するに、

  • 時間を掛ければかけるほど部屋の状態はわるくなる
  • なかなか手を付けずにいれば隣人から苦情が頻発したり蒸発したりする
  • 早急に対処すれば最小限で済む

この3つを頭に入れて孤独死発生後に行動すればトラブルに発展することはないと思います。

脱臭処理には時間がかかる

臭い測定器

孤独死が発生して臭いが部屋の外まで漏れている場合には死亡してから相当な期間が過ぎてしまったのではないでしょうか。その場合には清掃をした後に脱臭をしなければならないのですが脱臭は1日では消臭することができず何日か必要になってきます。

手作業で壁紙などを洗浄したりコーティングしたり、体液がしみ込んでしまった床などを切除したりコーティングしたりして建物に損傷がないように完全脱臭していかなければなりません。

清掃をしたから臭いが取れるというものではないため、脱臭にむけて多くの作業が必要になってきます。

最終的には機械で空間を脱臭処理するのですが、それまでの下準備が多数の工程によって仕上げられていきます。そして脱臭が完全にできたと臭いが目で確認できるように臭いを数字化していきます。

遺族は安心できる業者を選ぶべき

身内が孤独死していて特殊清掃が必要になったときには費用の負担が悩みになったりします。いろいろな手続きや火葬などで費用がかかりそのほかに補償費用などを捻出するためには一時的に大きな出費になります。

その特殊清掃の費用を負担するときには業者の選定をまちがうとさらに費用の負担がかかってきてしまいます

そうならないためには

  • 「どこよりも安く」など安さを誇張している業者は避けること
  • サイト内に実際の現場の作業がない業者は避けること
  • 一括見積や業者紹介サイトは避けること

上記にあげた3つは非常に重要な業者選定になります。

なぜならば、「安かろう悪かろう」という言葉は的中し見積もりは確かに安いが各作業をするにしてもオプション料金などが加算されて結局は多額の費用が掛かってしまうことがあります。

そして、実際に現場の写真がなければ経験もないに等しくうわべだけの作業になりがちになります。特殊清掃は遺族と大家さんに信用のある作業を提供できる業者だけがやらなければ臭いとリフォーム費用に大きな差が出てくるのです。

さいごに、一括見積サイトや紹介サイトは素人を集めたサイトになります。いくらページに専門家と記載があっても作業事例やどこまで作業しているかの作業風景がなければ信用に値することはありません。多くの紹介サイトは業者からマージンを取り、業者が遺族へ請求することで成り立っているため紹介サイトを使うと割高になることは当然の結果となります。

費用の負担はなにがある

お部屋で孤独死してしまって遺族が費用を負担しなければならない場合にどのような費用が発生するのでしょうか。

  • 亡くなった故人の遺品整理と特殊清掃
  • 長期間そのままにしてしまった床や壁のリフォーム
  • 生前に壊してしまった設備等

臭いが近隣へ充満してしまって近隣が引越してしまった場合や故人が亡くなった部屋に次の人がなかなか決まらず空き室になっている補償については遺族側が費用を負担することはありませんが、そういったリスクを最小限に抑えるために大家さんのことを考えてなるべく早くに特殊清掃は対処するべきとなります。

遺族側がなにもする気がなく行動しない場合は大家さんとのトラブルに発展する確率は高まってしまうため故人とあまり面識などがなく費用を負担することが難しい場合などは大家さんが遺品を処分しても一切の異議を申し立てない書類を作成し相談することが必要です。

特殊清掃の費用はどのくらい

料金の目安表
汚物の清掃のみ(畳、布団などの回収は含まれません) 35,000より
害虫駆除のみ 15,000より
消臭のみ 30,000より
害虫駆除一式(汚泥清掃+害虫駆除) 45,000より
消臭一式(汚泥清掃+消臭) 50,000より
特殊清掃(汚泥清掃+害虫駆除+消臭) 60,000より
遺品整理 下記表を参照
遺品整理の目安表
1K 1名 35,000より
1DK 2名 55,000より
1LDK 3名 70,000より
2DK 3名 110,000より
2LDK 4名 140,000より
3DK 5名 170,000より
3LDK 5名 190,000より
4DK 6名 220,000より
4LDK  7名 250,000より
戸建て 8名 300,000より

※料金目安は、現在までの見積金額の約80%が上記の料金範囲であったことを指しています。あくまでも上記の金額を保証するものではありません。
料金は、家財道具の少ない方、多い方、現地の階数や搬出状況、車両のサイズ、駐車場所などにより料金の目安とちがう場合がございますので、正確な金額は訪問のお見積りとなります。

現場の様々なウイルスに対応できるように検査しています

孤独死した現場には無数のウイルスが存在いたします。一般的な孤独死の清掃業者では滅菌できないウイルスも、クリーンサービスではきちんと滅菌処理をしてお部屋を返却するのでオーナー様や管理会社様、ご遺族に信頼をいただいております。

さらに詳しく

クリーンサービスは分析センターでウイルスの滅菌がどこまでできるか試験に出して3ヶ月後にも発生していないか検査いたしました。その結果ウイルスが滅菌された分析報告書の所得ができました。

試験株は孤独死現場に大量に浮遊する「大腸菌」(O-157)を対象として分析いたしましたところ、

  • 1分後=滅菌
  • 5分後=滅菌
  • 15分後=滅菌

<10:検出せず」すべての工程で大腸菌が滅菌されたことを証明するものです。

ココがおすすめ

孤独死の清掃業者でここまで詳しく情報を掲載している業者はクリーンサービスしかございませんが、なぜならば、不透明な業界で低品質な業者が存在する中、私たちは高額な分析費用をかけてでもきちんとした液剤を使用していることへの安心をご遺族へ提供したいからです。

遺品整理人 山本
遺品整理人 山本
私たちは孤独死の清掃の専門家であり、使用している溶剤は自社で開発して分析に出して合格したものを現場で使用しています。これは長年の経験によるものでオーナー様とご遺族様のトラブルをたくさん目にしてきてきちんとした証明できる溶剤を使用すれば双方が納得できる清掃が提供できると思ったからです。そして、一般的な他の業者が持ち合わせている市販の溶剤とは異なります。

全体の流れと遺族ができること


  • 遺品整理をどうしたら?

    お電話:0120−973−548もしくはメールにてお問い合わせください。


  • 電話でお聞きする内容

    • 整理場所のご住所
    • ご依頼社様のお見積もり時につながる電話番号
    • ご依頼社様のお名前
    • 依頼したい案件

  • お見積もりお伺い時

    • いらないものといるものの聴取
    • ご希望の日時や方法
    • 費用と納期のご提示

  • 作業施工時

    • いらないものといるものの選別
    • 貴重品や書類の分類
    • 全体的なフルハウスクリーニング

  • 作業終了時

    • 除菌・抗菌処理
    • 貴重品や書類の分類を確認
    • 現金またはクレジットカードでご精算

  • 後で届くもの

    • 写真や思い出のものの供養証明
    • 形見を配送した時の遺品

ココがおすすめ

遺品整理時に再利用可能な遺品は後日に弊社で寄付先または再利用先へと配送いたします。その際の報告はホームページで公表しています。

※契約後にご依頼者さまができること


  • step.1

    整理場所の契約を済ませれば他の用事ができる

    • 電気・ガス・水道の停止の手配
    • 近隣や故人の友人へ挨拶
    • 作業を任せて買い物に出れる
    • 故人の死亡後の手続き
    • 火葬への出席

  • step.2

    大家さんや管理会社に予定を報告

    • 管理会社へ明け渡しの連絡
    • 作業日時の報告
    • 管理人や大家さんに挨拶
    • 納期まで家で待っていられる

  • step.3

    各種立会い

    • 電気・ガス・水道の停止立会い
    • ケーブルTVなどの解約立会い
  • step.3

    作業が終わったら

    • 賃貸物件の明け渡し(即時可能)
    • 会社の貸与品の返却

他にも利点はあると思いますが、遠方から整理場所に来ていて時間がないときは遺品整理を任せて火葬へ行くことも可能です。

依頼されたメリット

さいごに、当社に特殊清掃を依頼されたご遺族のほとんどの方は大家さんとの円満解決ができています。円満解決ができないのは孤独死が起きてしまって特殊清掃まで早急に行動しないのが原因で遺族側と大家側でのトラブルに発展してしまいます。

トラブルになれば費用の負担は当初予定していた金額よりも跳ね上がり第三者が介入しなければ解決できなくなってしまうこともおおく起きてしまっています。

できるならば、警察の遺体搬送の際に検案を早くしてもらうことと現在どこまで進んでいるかを大家さんに報告することがトラブルにならない手段かと思います。特殊清掃は当社に依頼することによって必ず解決できるようにいたしますが時間がたてばたつほど悪化していってしまいます。

そうならないためにも事前に警察の入室許可がでたらすぐに特殊清掃に入れるように相談しておくことも必要です。

私たちは「あなたのお悩みを解決する」遺品整理・孤独死清掃の専門家です。

孤独死の清掃について

  • 自分で孤独死の清掃がしたいが心情的にできない・・・
  • 遠方から何度も部屋に通えない・・・
  • あっという間に逝ってしまったので手が付けられない・・・
  • 思いやりがあり、信用の置ける遺品整理/特殊清掃業者を探している・・・
  • 自分たちでやったけどもう無理だと感じた・・・
  • その他、死臭の臭いで悩んでいる・・・

上記のどれかに1つでもあてはまる人は私たちに連絡ください。ご遺族に代わって

専門家として必ず解決へ導きますので安心してください。せっかく遺品整理を依頼

するのにトラブルや業者の選定で失敗をしたくありませんよね?そんなとき、

私たちのサイトを覚えていたら相談してください。現地へ訪問しその場で的確な

「総額の見積もり」をご提示いたします。

お問い合わせ

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東京都収集運搬許可 第13-00-152214

古物商許可

第305562115062号

家電リサイクルシステム取り扱い番号

家電リサイクル券 取り扱い店 27616

特許庁認定「遺品整理人」

遺品整理人®  商標登録 第5967866号

総務省協力

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