【江戸川区】450万のフルリフォームを回避!孤独死・ヤニ部屋の複合臭を66万円で完全消臭した原状回復事例

2026年6月22日

■ 案件概要

項目 内容
所在地 東京都江戸川区
ご依頼内容 孤独死現場の特殊清掃・消臭(原状回復)
故人様 男性・56歳(発見まで死後約3週間)
部屋の状態 長年の喫煙による「ヤニ部屋」(壁・天井・建具が広範囲に黄ばみ・臭気付着)
全体作業期間 約2カ月(特殊清掃〜科学的脱臭処理)
最終結果 タバコ臭・腐敗臭ともに完全脱臭。大家様立ち会いのもと確認済み
施工費用 66万円(※他社見積:フルリフォームで450万円)

1. 現場の状況:死後3週間の孤独死×根深い「ヤニ部屋」の複合臭

ご依頼をいただいたのは、東京都江戸川区内の賃貸物件で発生した孤独死現場でした。発見まで死後約3週間が経過しており、原状回復には体液・汚れた物の処理だけでなく、室内に染みついた強烈な臭気への対策が大きな課題となりました。

特に現場を難解にしていたのが、入居者様が長年にわたり室内で喫煙されていたことによる「激しいヤニ汚れ」です。壁紙や天井だけでなく、建具、収納内部に至るまでヤニが分厚く付着しており、孤独死特有の腐敗臭とタバコ臭が混ざり合った、非常に難易度の高い複合臭の現場でした。

カーテンにはヤニが付着し色が変わりベッドで孤独死を迎えた

2. 他社見積りとの比較:なぜ450万円のフルリフォームを回避できたのか?

大家様は当初、別の業者から「内装をすべて解体し、壁・天井・床・建具を総入れ替えするフルリフォームが必要」との提案を受けておられました。その提示額は約450万円。ヤニや死臭が構造体にまで浸透していると判断された場合、こうした「解体・新設」という力技の選択肢が取られるのは珍しくありません。

しかし、株式会社ToDo-Companyが現地調査を行った結果、以下の事実が判明しました。

  • 躯体や下地材自体には深刻な損傷がないこと
  • 臭気の原因は、ヤニや有機物由来の「表面〜中間層」への浸透にとどまっていること
  • 適切な特殊清掃と科学的な脱臭処理を組み合わせれば、解体せずとも無臭化できること

私たちは、高額な解体を伴わない「確実な原状回復プラン」をご提案。結果として、他社見積もりの約7分の1となる「66万円」での施工が実現し、大家様の金銭的・精神的ご負担を大幅に軽減することができました。

部屋内には物が散乱し足の踏み場もないほどの特殊な現場

3. 施工内容:科学的根拠に基づく完全脱臭プロセス

① 特殊清掃(汚れの徹底除去)

まずは専用の薬剤と機材を用いて、体液が浸透した汚れた箇所の除去と一次消毒・除菌を実施します。床材や建具など、どうしても交換が必要な部材だけを部分的に撤去し、それ以外は可能な限り原状を活かす方針でコストを抑えます。

② 科学的脱臭処理(約1カ月)

ヤニ臭や死臭は、表面を拭き取っただけでは絶対に消えません。壁紙の裏や建材の目に見えない隙間にまで臭気分子が入り込んでいるため、以下のサイクルを徹底しました。

  1. 臭気測定器による、臭気の原因特定と数値化(感覚に頼らない)
  2. 高濃度オゾンや特殊消臭薬剤を用いた、複数回にわたる段階的脱臭
  3. 処理後の臭気再測定と、効果検証を繰り返す「サイクル施工」

一度の施工で終わらせず、「測定 ➔ 施工 ➔ 再測定」を約1カ月間繰り返すことで、「引き渡し時は消えていたのに、夏場にニオイが戻ってきた」という特殊清掃特有の再発トラブルを完全に防ぎます。

タバコ特有のにおい成分を計るためにアンモニア臭の測定器を使用
タバコ特有のにおい成分を計るためにアンモニア臭の測定器を使用
アンモニア以外の臭気成分を計るために混合臭の測定器を使用
アンモニア以外の臭気成分を計るために混合臭の測定器を使用
窓枠に長年のヤニがしみ込んでいるため、まずはヤニを根本から浮き上がらせる「染み出し洗浄」を入念に行いました。初めは白い木材でしたが、ヤニが奥まで染み込むとオレンジ色のような変色を起こしてしまいます。

窓枠に長年のヤニがしみ込んでいるため、まずはヤニを根本から浮き上がらせる「染み出し洗浄」を入念に行いました。初めは白い木材でしたが、ヤニが奥まで染み込むとオレンジ色のような変色を起こしてしまいます。

天井や壁を何度も何度も自社の消臭剤で洗浄している様子
天井や壁を何度も何度も自社の消臭剤で洗浄している様子

天井や壁を念入りに洗浄しなければヤニ汚れは落ちてこないので、「ぬるま湯」を使いながら表面のヤニを溶かし、しみ込んだヤニを洗浄していきます。

ヤニを拭いたファイバータオルが茶色になっている様子
ヤニを拭いたファイバータオルが茶色になっている様子
カーテンレールもすべて外して洗浄している様子
カーテンレールも外して洗浄します

カーテンレールは拭いただけだと金具の付け根にヤニが付着しているので落ちません。外して洗浄すればヤニが溶けだしてきておちてきます。

ヤニだらけのエアコンの内部洗浄をしている様子
ヤニだらけのエアコンの内部洗浄をしている様子
腐敗臭とヤニ臭が混ざり合ったエアコン内部の汚れを取り除いた液の様子
腐敗臭とヤニ臭が混ざり合ったエアコン内部の汚れを取り除いた液の様子

エアコンもカバーを外してヤニ汚れと孤独死した遺体の腐敗臭を内部洗浄しながら臭いを消していきます。

何度も何度も壁紙と天井を洗浄していると白くなってきた様子
何度も何度も壁紙と天井を洗浄していると白くなってきた様子

天井や壁を何度も何度も、文字通り泥臭く洗浄を繰り返すことによって、最初のセピア色だった空間がみるみる白くなっていくのがお分かりいただけるでしょうか?

これは決して表面を拭くだけの作業ではありません。素材の奥深くにしみ込んだヤニを、自社開発の消臭剤で根本から「叩き出している」証拠なんです。この、職人の手による地道で徹底的な施工こそが、解体をせずに完全脱臭を成し遂げるToDo-Companyだけの特別な技術です。

エアコンの内部洗浄を徹底的に施し元の白さに戻した様子
エアコンの内部洗浄を徹底的に施し元の白さに戻した様子
茶色だった窓枠が白くなった様子
茶色だった窓枠が白くなった様子
ヤニと腐敗臭を取り除いた後の木材の様子
ヤニと腐敗臭を取り除いた後の木材の様子

ヤニと腐敗臭を吸い込んでしまった敷居やレール、窓枠などは入念な染み出し施工と洗浄の「サイクル施工」を繰り返すことでここまで本来の木材の色に戻すことができます。リフォームしなくちゃダメだと最初からあきらめていると費用がいくらあっても足らなくなってしまいます。

他業者との違い:私たちが「解体リフォーム」にすぐ頼らない理由

特殊清掃の業界には、全国展開されている業者もいらっしゃいます。そうした業者の中には、「解体工事業」の強みを活かし、ニオイが染み込んだ壁や床を大胆に解体・撤去した上でリフォーム、リノベーションをして、原状回復を行うという会社も多く存在します。

しかし、私たちToDo-Companyのアプローチはそれとは大きく異なります。私たちは「すぐに解体する」という選択をしません。

なぜなら、どれだけ丁寧な解体・リフォームを行っても、総入れ替えをすれば数百万円という莫大な費用が大家様の肩に重くのしかかってしまうからです。だからこそ私たちは、「解体工事業」ではなく「化学的脱臭のプロ」としての意地を持っています。

今回の江戸川区の現場のように、窓枠や敷居、エアコンに至るまで、他社なら『全交換』と判断する部材であっても、自社開発の消臭剤を用いた入念な洗浄と測定のサイクルを繰り返すことで、本来の白さと無臭状態へ巻き戻すことができます。

「綺麗に解体して新しくするから高い」のではなく、「今あるものを極限まで活かし、科学の力で無臭化するから圧倒的に安い」。これが、他業者と異なる、ToDo-Companyだけの唯一無二のこだわりです。

③ 大家様立ち会いのもと、最終確認

全工程が完了した後、江戸川区の現地にて大家様に直接ご確認いただきました。「あれ?においがなくなってる?」ドアを開けた瞬間のタバコ臭、そして孤独死の気配が完全に消え去っていることを数値と五感でご納得いただき、無事にお引き渡しとなりました。

完全脱臭が終わった後にきれいになった部屋の様子
完全脱臭が終わった後にきれいになった部屋の様子

4. 費用対効果のまとめ:約384万円のコスト削減に成功

  • 全体作業期間: 約2カ月(特殊清掃 〜 科学的脱臭 〜 最終確認)
  • 当社の施工費用: 66万円
  • 他社のフルリフォーム見積: 450万円
  • 削減できた費用: 約384万円

孤独死現場、特に入居者様に長年の喫煙習慣がある「ヤニ部屋」では、ニオイの根深さから「すべて解体してフルリフォームするしかない」と判断されがちです。

しかし、汚れの状況を正しく科学的に見極めれば、解体を回避しながら綺麗に原状回復できるケースはたくさんあります。

私たちToDo-Companyは、大家様・管理会社様の費用負担を最小限に抑えながら、確実に次の入居者を募集できる状態へ戻すことを大切にしています。フルリフォームを決定して高額な発注をしてしまう前に、まずは一度、当社の無料現地調査へご相談ください。