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孤独死の特殊清掃

孤独死の特殊清掃について

孤独死と特殊清掃についてご遺族様が知っておくべきこと

想像してみてください。ある日、突然一本の電話がかかってきて、家族の誰かが、ひっそりと一人で旅立っていたと警察に告げられる。その事実に直面した時、胸を締め付けられるような衝撃と、言葉にできないほどの深い悲しみが襲うでしょう。それは、私たちの日常を根底から揺るがすような出来事であり、どれほどの時間が経っても、その心の傷が完全に癒えることは難しいかもしれません。

そのような深い悲しみに包まれ、まだ心のうちに整理がつかないでいるにもかかわらず、間髪入れずに、まるで波のように次から次へと現実的な問題が押し寄せてきます。例えば、故人が住んでいたお部屋をこれからどうするべきなのか、そして、そのためにかかる費用は一体誰が負担することになるのか、といった具合に。心にはまだ大きな穴が空いたままだというのに、思考はそうした具体的な課題へと、否応なく引きずり込まれてしまうのです。こうした現実に直面した時、多くの人が途方に暮れてしまうのではないでしょうか。

孤独死の特殊清掃について

ある日突然、ご家族が亡くなったという知らせを受け取って、それが「孤独死」だったと知ったとき、ご遺族の方は深い悲しみに包まれると同時に、いろんな不安や疑問を抱えることになりますよね。「部屋をどう片付けたらいいんだろう」「お金はどれくらいかかるのかな」「まず何を始めたらいいんだろう」なんて。。。

この記事では、孤独死が見つかった後にご遺族様が直面する現実的な問題について、特殊清掃をメインにわかりやすくお話ししていきます。悲しみの中で一人で抱え込まず、正しい知識を持って対応するための手助けになれば、うれしいです。

孤独死 特殊清掃

孤独死とは何か

孤独死っていうのは、だいたい「一人暮らしの人が、誰にも看取られることなく亡くなって、少し時間が経ってから見つかる死」のことを指す言葉です。法律で決まった定義があるわけでも医学用語でもありませんが、社会的な問題として広く知られています。

日本ではお年寄りが増えたり、一人暮らしの人が多くなったりするのにともなって孤独死の件数は年々増え続けています。65歳以上で一人暮らしのお年寄りが亡くなるケースが多いですが、最近では中高年の男性や若い世代でも孤独死で発見されています。

孤独死が誰かに見つけられるまでの日数は、平均して2週間から3週間くらいだと言われていますが、特に夏場は、ご遺体が早く傷んでしまって、部屋の状態がひどくなることも少なくありません。

孤独死とは何か

特殊清掃とは

通常の清掃と特殊清掃のちがい、

孤独死が起きた現場は、普通の引っ越し後の掃除や大掃除とは全然違う状態です。亡くなった体から出る体液や腐敗臭が床や畳、壁に染み込んでしまって、ものすごい臭いがします。それに、ハエやウジ虫がたくさん出てくることもよくあります。

こんな現場を安全に、そしてちゃんときれいにするのが「特殊清掃」です。特殊清掃の業者は、専門の知識や技術、それにちゃんとした防護服や薬剤を使って、現場を消毒したり、臭いを消したり、きれいにする作業をします。一般的なハウスクリーニングの業者では対応が難しいので、専門の業者に頼むしかないんです。

特殊清掃の主な作業内容

① 初期対応
マンションなどの場合、臭いや虫が周りの家に広がっていることがあります。まず、外に臭いや害虫が広がらないように、最初の処置をします。同時に、遺品整理の業者が入る前に、貴重品や大事な書類がないか確認することもします。

② 遺体関連物の処理
腐敗した体液を、時間をかけてきれいに取り除きます。もし必要なら、床材や壁材を壊して撤去することもあります。体液は、ほんの一滴でも残ってしまうと、後でまた臭いが戻る原因になるので、ここが一番大事な作業なんです。

③ 消毒・除菌
もしかしたら病気がうつる菌がいるかもしれないので、専用の消毒液で部屋全体を隅々まで徹底的に消毒します。

④ 脱臭・消臭
腐敗した臭いは、壁紙や木材、コンクリートにまで染み込んでいます。オゾン発生器や光触媒といった、特別な機械を使って臭いを取り除きます。また、壊せない部分には、特別な塗料で臭いを閉じ込める処理もします。ちなみに、オゾンを焚いたり薬剤を使ったりするのは、あくまで最後の仕上げで、実は清掃や解体の段階でほとんどの臭いを消し去るのが本来のやり方なんです。

⑤ 害虫駆除
ハエやウジ、ゴキブリといった虫がたくさんいる場合は、専門家による駆除作業が必要になります。

⑥ 原状回復工事(リフォーム)
壁紙や床材を張り替えたり、石膏ボードを直したりといった、解体後の内装工事が、別途必要になることもあります。

特殊清掃とは

特殊清掃の費用の目安

特殊清掃の費用は、見つかるまでの日数や部屋の広さ、汚れているひどさによって、ずいぶん変わってきます。一般社団法人日本少額短期保険協会の「第9回孤独死現状レポート」(2024年12月発表)によると、孤独死で部屋を元通りにするのにかかる平均の費用は、だいたい47万円くらいかかると言われています。また、遺品整理と特殊清掃を合わせた費用の平均は、だいたい63万円という結果も出ています。

ただ、これはあくまで平均で、状況によっては何百万円もかかることもあります。特殊清掃と遺品整理で100万円くらいかかるかもしれない、と思っておいた方が現実的です。

費用の目安(参考まで)実際は状況によって変動はあります。

状況1週間以内2.3週間くらい1カ月以上
8万~20万20万~50万50万~100万円以上

上に書いた費用に加えて、こんなお金も別にかかることがあります。

遺品整理費用:状況によって数万〜50万円程度
原状回復工事(リフォーム)費用:床・壁紙の張り替えなど、数十万円程度
未払い家賃・経過賃料:賃貸だと、これとは別に発生することがあります

費用は誰が負担するのか

お金を誰が払うのかは、だいたいこんな順番になります。

① 連帯保証人
賃貸契約のときに決めた保証人が、まず最初に費用を払います。連帯保証人だと、契約上、借りた本人と同じくらいの責任を負うことになるからです。

② 法定相続人(遺族)
連帯保証人がいない場合や、対応できない場合は、相続人が負担します。相続を受け入れると、亡くなった方の賃貸契約で発生した借金(特殊清掃費も含めて)も引き継ぐことになります。

③ 物件オーナー(大家)
ご遺族が相続を放棄した場合や、保証人も相続人もいない場合は、最終的に大家さんが負担することもあります。

ちなみに、亡くなった方が孤独死保険(少額短期保険)に入っていた場合、清掃にかかる費用や大家さんへの損害賠償が補償されることがあります。もしものために、契約しているかどうか、必ず見ておきましょう。今の保険だと、特殊清掃や遺品整理それぞれ上限50万円ずつ、という補償設定が多いようです。

費用が払えない場合は?
相続財産から出す:亡くなった方の銀行口座が使えなくなる前に、手続きを進めるようにしましょう
業者との交渉:分割払いに応じてくれる業者もいます
相続放棄の検討:借金がたくさんあるようなら、相続を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申し込む必要があります

特殊清掃費用の目安

ご遺族様が取るべき手順

孤独死が見つかった直後から、ご遺族様はたくさんの手続きを、同時に進めていかなければなりません。頭が混乱しないようにだいたいの流れを知っておくといいでしょう。

ステップ1:警察への連絡・現場検証


孤独死の場合、なぜ亡くなったのかわからないので、警察が来て、現場を調べます(検視)。これは法律で決まっていることなので、ご遺族が「嫌だ」と言っても断ることはできません。ただし、もし、いつも診てくれるお医者さんがいて、亡くなってすぐ家族が見つけた場合は、警察に連絡しなくてもいいこともあります。

現場検証

検視の結果、事件性がないと判断されれば「死体検案書」が発行されます。この書類は、死亡届を出したり、相続の手続きをしたりするときに必要なので、大事に取っておいてくださいね。

それと、警察の現場確認が終わるまで、部屋に勝手に入ったり、物を動かしたりするのはやめてください。

ステップ2:賃貸の場合は管理会社・大家へ連絡


賃貸の部屋なら、すぐに管理会社か大家さんに連絡しましょう。部屋をどうするかや、元通りにする話をする必要があります。変な臭いや虫が、周りの家に迷惑をかけることも多いので、できるだけ早く連絡することが大切です。

ステップ3:特殊清掃業者の手配


警察の現場確認が終わったら、特殊清掃の業者に連絡します。見積もりをもらって遺品整理だけではなく全体清掃や脱臭完了まで完結できる業者を探しましょう。

良い業者を見つけるためのヒント:

実際に現場を見に来て見積もりを出してくれるか(電話だけで「いくらです」と言う業者には気をつけましょう)
見積もりの紙に、どんな作業をするか(臭いを消す、消毒する、汚れた部分を清掃するなど)がはっきり書かれているか
もし追加の作業が必要になったら、どんなときに費用がかかるのか、前もって説明してくれるか
臭いを消した後、保証があったり、もう一度やり直してくれる対応があるか。

※一番重要なのは、臭いを機材ではかっているかです。これは証拠となることがあるので必ず最初と最後の臭いを計測している業者を探すことです。

特殊清掃業者の手配

ステップ4:遺品整理


特殊清掃と同時に進めるか、清掃が終わってから、遺品整理をしていきます。亡くなった方の服や書類、貴重品などを分けて、ご遺族の希望に沿って片付けたり、保管したりします。

ステップ5:相続・法的手続き


死亡届の提出:亡くなったと知った日から7日以内
相続放棄の検討:相続があることを知ってから3ヶ月以内に、家庭裁判所に申し込む必要があります
各種契約の解約:電気、ガス、水道、携帯電話、賃貸契約など
金融機関への連絡:銀行口座の相続手続き

相続問題

悪質業者への注意

孤独死の現場に関わる悪い業者もいるんです。ご遺族が精神的にも時間的にも大変な状況なのにつけ込んで、不当な請求をしてくる業者もいるので、注意してくださいね。

こんな悪い業者には気をつけましょう:
現場を見ずに電話だけで「これくらいかかります」と高い料金を言ってくる
「今すぐ契約しないと、もっと高くなりますよ」などと急かしてくる
「他の業者の見積もりを見せてくれれば、もっと安くしますよ」と言ってくる(ちゃんと仕事ができない可能性があるかもしれません)
作業を始めてから「追加でお金がかかります」と、ぐっと費用を上げてくる
せっかく消したはずの臭いが戻ってきても、何もしてくれない

こんなことに気をつけて:
資格でりっぱな業者と見せかける(士業を謳い技術がなく経験が少ないうえ臭いが落とせない)
契約書の中身は、サインする前に必ず見てください。わからないことがあったら質問しましょう

遺族の心のケア

孤独死のご遺族は、「どうして気づいてあげられなかったんだろう」と、自分を責めてしまうことがよくあります。これはごく自然な気持ちなのですが、ずっと一人で抱え込んでいると、心や体の健康を崩してしまうこともあります。

孤独死の現場を直接見てしまった場合、昔の記憶が急によみがえったり、悪い夢を見続けたりするなどの、心の傷を負ってしまうこともあります。もし眠れなかったり、食欲がなくなったり、やる気が出ない状態が続くようなら、精神科や心療内科に相談することを強くおすすめします。

一人で全部抱え込まずに、グリーフカウンセラーや臨床心理士、遺族会、サポートグループ、いつものお医者さんなど、頼れる人に積極的に助けを求めてくださいね。

専門業として思うこと

孤独死という現実に直面したとき、ご遺族は悲しみの中でたくさんのことを短い期間で決めなければいけません。まず、これだけは知っておいてほしいことを掲載させていただきました。

特殊清掃は、専門の業者に頼むこと:普通の清掃業者では対応できません
お金は平均で60万円くらい、ひどい場合は100万円以上かかることも:状況によって大きく変わります
お金を払うのは、基本的に連帯保証人か法定相続人:保険に入っていないか確認しましょう
相続をしないなら3ヶ月以内:借金がたくさんある場合は、この期限に注意しましょう

焦らずに、正しいやり方で進めていくことが大切です。信頼できる専門の業者や心のケアをしてくれる専門家などに助けを求めながら、少しずつ滞った流れを進めていきましょう。私たち専門家にお手伝いできることがあればご相談してください。

特殊清掃の専門として思うこと

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増田 裕次

遺品整理・特殊清掃の専門家として25年間業務に従事(遺品整理人®︎ 商標登録:第5967866号) 2000年に遺品整理・孤独死の特殊清掃専門の遺品整理クリーンサービスを創業、2010年に株式会社ToDo-Company として法人化し専門チームの孤独死清掃本部を設立、遺品整理人を育成している。 受賞歴:銀賞 2018 NEW YORK FESTIVAL LONELY DEATHS (孤独な死) ザ・ノンフィクション「孤独死の向こう側 ~27歳の遺品整理人~」 2025年、遺品整理人ドラマ 終幕のロンド監修

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